「本」とは?

「「本」とは何か?」で検索したら、下記のような言葉が掲載されたホームページがヒットした。サンマーク出版様の常務取締役編集長、高橋朋宏様が自社のホームページに掲載しておられた、同社の社長、植木宣隆様が日頃から語り続けてこられた言葉だ。その一部を敬意を込めて抜粋させていただきます。

「本気」で生きている人。
「本質」を追究する人。
「本物」と呼ばれる人。
「本当」のことを知っている人。
「本業」を究めている人。
「本来」あるべきことを語れる人。
「本」とは、そのような人が書くものではないか。そういう気がしてならないのです。

ここまです。

 この言葉を読んだ瞬間、まるで草原で落ち武者達に囲まれ、四方八方から槍で一気に突き抜かれた感覚だった。僕は胸と腹から突き出た槍の先を握り締め、命尽きるまでのわずかな時間を口から血を吐きながら消えかけている自分の生命を実感するしかない。もう傷みすら感じない無痛状態。その場に倒れ伏すこともできない、さりとて、抗うこもとできない。そんな感覚でこの言葉を何回も何回も読み返しました。

 さぁ、僕の手にはどんな槍がある?

アウトルックの新規アカウント設定。

 ほぼ、1ヶ月間、「アウトルック2016」に新規アカウントが追加できずに悩んでいました。とにかく、悩んでいても仕方ないので、何回も新規アカウント設定画面の流れを確認して、ネットでも「OUTLOOK2016 新規アカウント設定不可」「SSLサーバー」などで検索した解決策を実行してみても一切接続はできませんでした。なんでこれほどに新規メールアカウントの設定がややこしいのか?そこで、設定手順を説明されているプロの皆様の分析やアドバイスを読むと、アウトルックはマイクロソフトの商品だから初期設定手順が一般的なメールサーバ向けに設定されていて、独自のレンタルサーバへのアカウント設定(手入力)が充分に想定されていないとのこと。確かに私が今でも使っているLIVEMAILと比較して極端に設定手順が変わっています。しかし、これにも理由があって、簡単にメールアカウントが設定できてしまうことで、誤送信や暗号化手法が徹底されないなどのトラブルが発生するからだそうです。

 しかし、一般ユーザーがパソコンを買って、アウトルックを購入したら、自分が使っていたメールアカウントを設定したいはず。ま、それほど、手動で設定するようなメールアドレスを持っている人が全体の割合として少ないということだと思います。

 結果、無事、新規アカウントを設定できてメールは開通したのですが、最大のポイントは2つ。ソフト(アウトルック)を起動してから新規アカウントはつくらない。送信・受信サーバはSSLが飛んでいる先を記述するということでした。他、通常の新規アカウント設定とは異なるややこしい設定手順はあるのですが、それはこの2つのポイントにだけ注意すればほぼ設定完了まで行けます。

 ようやく、この1ヶ月間のモヤモヤがすっきりしました。この状況、想定以上に高い壁でした。

シリーズ展開力。

 いくらインパクトのあるデザインが制作できたとしても単発勝負では継続性に欠ける。事業の営業展開や販売促進力の継続性を高める意識がないと訴求力は低下したり、ムラが発生したりして情報を受け取る側に対しての伝達力が低下する。例えば、毎月発行する定期的なニュースコンテンツや不定期だが集客を目的で企画・開催するイベントやセミナーなどの企画も同様である。このシリーズ展開力は1本目の企画力や構想力を2本目に効果的に連動・継続させなければならない。この作業にはメンタル的な粘りと新しいアイディアや工夫を着想するエネルギーが常に必要である。いくら優れた企画やデザイン表現を1回だけ生み出せても、その内容や表現が回を重ねる毎に進化していくことが理想である。どんなに優れたデザインでも時間の経過と共に人間は飽きてしまうのだ。しかしながら、次から次へと新しいアイディアの着想や定期的に鮮度の高い情報を収集し続けることは結構なエネルギーと独創力・観察力・分析力などが必要である。

 僕はほぼ3年間、毎週、第3号から第100号のオンライン上の定期発行物の制作をした経験があるのですが、これはなかなかタフな案件でした(とてもやりがいのある素晴らしい案件でした)。それは毎週、クライアントの担当者様から送られてくるテキスト原稿からグラフィックなイラスト素材や正確なグラフを制作して仕上げるデジタルニュースコンテンツでした。1週間サイクルで次から次へと新しいアイディアを出しながら、クライアント様からの情報に対する表現手法や文章表現の適正化をする作業はかなりタフだった。途中で体力的にもアイディア出しの点でも何度か苦しい状況が続き、仕事を放棄してしまいそうな状況になりましたが、粘りに粘り、この案件を最終号まで無事コンプリートでき、クライアント様から「お疲れ様でした。長年、ありがとうございました」と言っていただけたことでその苦労が一瞬で消えました。デザインの仕事はデザインを制作して代価を頂くというシンプルな仕事であり、必ずクライアント様が存在しています。ご要望に対する充分な対応ができずにクレームや注意ばかりを受けているケースがほとんどですが、こうして、仕事が完結・完了した後の御礼の言葉ほど嬉しいことはありません。これはデザインの仕事に取り組む上で最大のモチベーションになります。

 「シリーズ展開力」の具体的な思考術やテクニックについては、また、改めてこのブログや僕のYOUTUBEチャンネルで紹介していきたいと思っています。シリーズ展開力を鍛えるために大切なポイント(コツ)は3つ。制作上のマルチな「基礎テクニック」と常にアイディアを「探求する姿勢」、そして、どんな仕事にも通用する能力だと思いますが、コツコツと老刑事サマセットのように「諦めず徹底的に粘ること」だと思います。いずれも地味な作業ですが、デザインの仕事には必要な素養・技能だと思います。

デザインバリエーション。

 確かにチラシを制作する際、ネットで検索すればたくさんのテンプレート(aiデータ)がダウンロードできます。これらのテンプレートはプロのデザイナーも活用しているでしょうし、デザイン案に困った時などは僕も何回も助けられています。また、「チラシデザイン」で検索すればいろいろなテーマのデザイン事例画像がたくさんヒットするのでアイディア出しの際はとても助かっています。以前ならば、街角で集めてきたチラシやデザイン年鑑などを見ながらラフデザインを考えていたのが、ブラウザで検索して気に入ったチラシデザインをプリントアウトして、それを見ながらアイディアを頂戴するわけです。だから、ネット環境とイラストレーター(ソフト)があればチラシデザインは比較的簡単に誰でも制作可能。

 そんな世の中になっちまったんですが、よく相談を受けるのは「デザインバリエーションがつくれない」というご相談です。1案目は制作できるのですが、2案目がつくれないというご相談です。確かにオーナーがご自身でデザイン制作をされる場合は最終決定を自分ですればいいだけなのですが、担当者様が社内会議や最終決定権のある方に決めてもらう場合、どうしてもデザインバリエーションを制作する状況が多いようです。実際、私もチラシのデザインの制作依頼を受けると2~3案を制作させていただくケースがあります。それは、1案だけでは決めかねてしまう状況が非常に多いのです。この相談が非常に多く、仮に言葉でデザインの考え方や具体的な表現手法をお伝えしても、オリジナルデータを制作するという作業のハードルが高くなると感じておられます。テンプレートからA案を制作することはできたが、B案がどうしても出てこないという状況です。1案目はサンプルデザインやテンプレートに少しだけ手を入れれば仕上がりますが、同じクオリティーで別案を制作するとなるといろいろなコツやポイントが必要なのです。基本的な考え方やアイディアなど観点を変えなければなりませんし、デザインに盛り込むパーツ素材も同じでは別案になりません。色やフォントや画面のレイアウトだけを変えただけではただの展開案になってしまうのです。経験と技術が必要な作業なのですが、それはなかなか口頭でお伝えできない。テクニックとしても文章や言葉では伝えられないのです。また、デザイン制作のテクニック本もたくさん出版されているのですが、目的やテーマにマッチしたテクニック本も意外と少ないのです。これは実際に長年、自分自身もそういう都合の良い本を探し続けてきたのでよく分かる現実なのです。

 じゃあ、そういう本を僕がつくれればニーズがあり売れるのかもしれませんが、それはそれで大変だろうと思います。そんな都合の良い、便利で価値の高い本があれば、まず、僕が買いたいぐらいですからね(汗)。

東京藝大。

 「入試倍率は東大の3倍!卒業後は行方不明者多数?やはり彼らは只者ではなかった。全14学科を完全制覇!非公式「完全ガイド」誕生。謎に満ちた「芸術界の東大」に潜入した前人未到、抱腹絶倒の探検記」というテーマの「最後の秘境 東京藝大~天才たちのカオスな日常~」という著書がある。新聞広告面には「え?卒業生の半分は行方不明」「怒涛の19万部(累計)」というなんともインパクトの強いフレーズが目白押し。その東京藝大へこの著者、二宮敦人さんは「探求」というアプローチでその奇想天外さを一冊の書籍にされたのだろう。

 この書籍についてアマゾンページのレビューを読むと、行方不明!?のひとりが結構冷静にコメントしていたり、卒業生の妻を見る目が少し変化しましたなど、とてつもなく興味が沸くコメントがある。しかし、このタイプの本を買って読んでしまうと、傾向として落とし穴に落ちる。テーマが芸術だけに、一度は自分自身も入学を検討した大学だけに、穴の深さが想定以上に深い可能性が高い。しかも、卒業して少しずつ判明してきたことなのだけれど、「大阪芸術大学」も結構、一般的には「秘境」だと捉えられているのだ。在学している時は気が付かなかった世間の「色眼鏡」が確かに存在することも多少は実感としてあるので、その感覚が東の日本の最高峰(秘境)「東京藝大」ともなれば、それはそれはそれ相当の「秘境」なんだろうと推測しています。

 その存在を「秘境」に例えたこの著者の感覚が素晴らしい!

 僕も「西の秘境」のお話を本にしてみようかな。ヘビーな本になりそう。

仕事の報酬は仕事。

 なかなかメルマガも捨てたもんじゃない。「投資と資産運用のお話」「コンプレックスの話」「極端なゴシップ系」「テクニックいろいろ上達編」などなど、確かに興味を引き寄せる工夫はされている。でも、興味はわかない。書いている人は何か意図があってやっていることだから、それはそれで良い。ただ受け取っている側がどうのこうの言う筋合いはない。しかし、稀に心に刺さるメルマガが届く。それは必ず簡潔な文章で書き手の気持ちや姿勢がビシビシ感じられるフレーズだ。ま、この感覚も「感じられるような」なのだから、受取側の自由。でも、芯を食っているボールはフェンスを越えていく。

 本日、朝イチの特大ホームラン。「仕事の報酬は仕事」。

優秀なIT人材とは?

 優秀な人材を確保するために、重要なポイントが3つあるらしい。新聞やメルマガで良く目にする「IT人材」について具体的にどんな能力や技能を持った「人材」のことで、優秀なIT人材は何を求めているのか?を知りたくなり、いろいろなネット情報をリサーチしてみました。ある人材派遣会社のホームページでは、下記のようにまとめておられました。
↓ここから

1.ミッションやビジョンを明確にする
 自身の会社では、どのような事業を展開しているのか、またどれだけ社会に貢献している会社なのか、ミッションを明確に示すことが重要になります。それと同じくらい重要な要素としてビジョンがあります。どこへ向かっているのか、何をしていくのか、このビジョンが明確であればあるほど、企業を選ぶ側は判断がしやすくなります。明確に表されていることで、この会社は自分が求めている企業か、そうではないかの判断が付けやすく、同じ考え方をした優秀な人材を逃すことがなくなります。

2.魅力的な会社文化のアピール
 IT業界は、他の業界から見ると少し変わった文化があると思われています。フレックスタイム制やリモートワークなど働き方に関することから、単純に自身の技術力などで見てもらえる評価制度などが挙げられます。これは、年功序列が根強く残っている多くの日本企業の中では珍しいことです。他業種からの転職希望者などには、この点をアピールするだけでも魅力的に感じるかもしれません。また、アメリカのGoogleやFacebookと言った企業では、社員が気持ち良く働けるようにと設備にとても力を入れています。そこまでの規模で再現することは難しいと思いますが、自社独自の文化や整備などといったものがあると、それも魅力となります。

3.仕事以外の達成感をアピールする
 仕事以外にも事業で得た利益を他のことへ活用していたり、貢献していることがあればアピールするべきです。例えば、事業から上がった利益を利用して、慈善活動などに活用するなど、そのような環境があるだけでも違いが出てきます。分業が進んでいるIT業界では、普段の業務だけでは達成感を感じることができない可能性があります。そのため、業務以外での達成感をもたせてあげることも企業の重要な役目になります。

↑ここまです。
 なるほど、技能や能力と意識は比例するのですね。優秀なIT人材は徹底的に理想も現実も自分のモノにしたい、つまり自己評価が高いんです。でも、僕は自己評価がとても低く、こんな大層なビジョンをあまり考えません。ま、上記のロジックでは「優秀な人材」ではないということになりますが、それもあまり気にしていません。これは角が立ってしまうと困るのですが、社会の通念や常識に対して絶対的な高評価よりも、ある特定の相手に対して相対的で良質な評価が欲しいといつも考えています。社会的な評価が50点でも、ある特定の相手から及第点を頂きたいと常に考えて仕事をしてきました。だから、誰もが評価する「優秀な人材」になれなかったし、「優秀」とは無縁の雑多で偏狭な知識や技能や経験ばかり獲得してしまったようです。だから、「IT人材」という言葉が気になったのだと思います。

デール・カーネギーさん。

 数年ぶりにデール・カーネギーの著書「道は開ける」を読んでいる。1948年初版の著書だが、僕は第27版を20代の頃に買っていつも手元に置いている。ずっと、置きっ放し、つまり、書庫の一番目立つ場所に置いていたのだが、最近、改めて読んでいる。もう、何回読んだか忘れたほど。ページの片隅が折られ、赤色のボールペンや鉛筆で引かれたラインを文中に発見しながら読んでいる。執筆の師匠から「良書は何回も読め!」というアドバイスを数年前に頂き、素直に実行しているのだ。さて、「道は開けたのか?」そんな自問さえ心地良く感じてしまう文章が淀みなく続く良書である。

TV番組「近江のタマテバコ」映像#002

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 テレビ番組「近江のタマテバコ」映像#002が完成しました。撮影にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。現状はモックアップ(試作)段階なので、まだまだ、チューニングが必要です。採用されればとても嬉しいことですが、何より、企画から台本づくり、画面デザインパーツの制作から映像編集や録音作業などをすべて自作し、こうして完成することができたこと、大きな成果だと思っています。これも一重に撮影やロケにご協力いただいた皆様のお陰でございます。実際の映像は2分間です。近日中にYOUTUBEのマイチャンネルにアップロードします。

 ほんと、映像づくりは企画テーマからそれぞれの映像素材のプランを整理して、実際撮影して録音して編集という長い行程です。また、BGMの選定なども独自でいろいろ試作はしているものの、完成度が上がらず既存の音源ソースを整音ソフトで調整するレベル。それはそれでとても楽しい作業なのですが、オリジナル楽曲制作は今後の大きなテーマです。企画・構想段階ではイメージはとてつもなく広がるのですが、現実問題、基本的な映像制作のテッパンも意識しなければならず、そして、手持ちのテクニックや専門知識もまだまだ。必ずしも斬新さとか奇抜さだけでは「伝わる映像」にはなりにくい。ま、今後、その部分もいろいろなタイプ・テイストの映像を制作しながら、試行錯誤していきたいと思っています。

 いずれは大作に挑みたいです。

その気にさせてくれる本。

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 その気にさせてくれる本は多いが、実際、「その気」が確かな成果や評価を生み出すまでにはしっかり消化して技術や能力に変換しなければならない。その手引きをしてくれる本は極端に少ない。いろいろな専門書をたくさん読んできたが数冊である。そういう本をつくりたいものです。