本日の仕事場。

works_200405.jpg

 いろいろやり始めると、たまにモノを整理しないとやっていることが整理できなくなる。ので、今朝は午前6時から仕事場の整理をしました。「机の上はお前の頭の中だ!」みたいなフレーズを聞くと、ドキリとします。正にだからです。整理整頓は頭の中も仕事場もシンクロさせないと。

フィギュアの完成度。

works_200405_02.jpg

 この完成度がフィギュアづくりのゴールです。

WHEN WE ALL FALL ASLEEP, WHERE DO WE GO?

Billie_Eilish_img.jpg

 このCDはレンタルはしていない。DLサイトととも契約していないので、買うしかない。この時代にCDを買うなんてなんとなく退行している感じ。日頃からたくさんの楽曲を聴くわけではないので、仕事場ではいつもワンパターンのCDを数種ループさせている程度。仕事以外でも音楽を聴こうとわざわざ時間をつくるわけではないし、結果、聞きたい楽曲は限りなく絞り込まれる。ネットの情報や友人のオススメに挑戦したりする場合もあるが、過去の傾向としてそれでその一枚がフェイバリットになることはない。また、レビューで★印がたくさん付いていても同じ。結局、何かのタイミングで聴いた作品のアルバムを調べて入手するレベル。で、気に入ればそのアーティストのアルバムを揃えるというパターンなので、非常にフェイバリットなゾーンが狭いのです。でも、このアルバムは買いでした。結果、売れているとか著名であるとかこれがこうだからこんなに良い作品だみたいな理屈では買わないことが多いです。

レーザーカッター。

works_200330.jpg

 過去にこの商品のブログ記事を書いたことがあるのですが、その時のこの商品に対するモチベーションは「これがあったらいいなぁ~」というレベルでした。で、立体作品やフィギュアをつくる設備をいろいろ整えて、改めて「買って使ってみたいなぁ~」などとモチベーションの芽が出てきました。パソコンで切り出すデータを作成したら、文字でもイラストでも3mm厚のバルサ材が正確にカットできるのです。これはとてつもなく魅力的です。

モックアップ制作中。

works_200329.jpg

 手持ちのツールをいろいろ出してきました。今の段階で大物をつくる段階ではないので、まずは、いろいろな道具や部材・溶剤のテストと確認作業です。実際、構想している段階からつくる段階になると、想定外のプチトラブルが発生します。例えば、専門店でスタイロフォームを接着するならばどんな接着剤がベターなのかの確認。勿論、パッケージに書いてある説明を読んで、それでも不安なのでお店の方に質問します。部材も実物を持ち込んで確認してもらった上で。しかし、この部材ならこの接着剤がベストですねと助言を頂き、購入して接着してみたが、若干部材が溶けるし、いつまでたっても接着剤は乾燥しない。ねちょ~っと剥がれてきます。あのおっさん!いい加減な助言をしたな、となります。で、手持ちの接着剤を使ってみます。これはけっこういろいろな素材向きで購入した経緯があり、実際現場でも重宝した接着剤。一晩乾燥させてカチカチに接着硬化していました。結局、自分の経験値の方が適正なんです。と、こういうプチトラブルがいろいろあるので絶対に試作する必要があるのです。

 次は針金でフィギュア(立体作品)の芯をつくる作業です。で、すでに持っているニッパーやプライヤーをゴソゴソといろいろなところから出してきたら全部で7本ありました。ピンセットに限っては5本も出てきました。しかし、それらすべてがサイズ違いだったり、つまむ部分の形状がすべて違う奴です。すべての手持ちのツールを掌握しているわけではありませんが、なんとなく過去に購入したツールは記憶していて同等クラスのツールは買っていないわけです。たまに同じ接着剤やパテを購入しますが、これは消耗品なのでムダにはなりません。

 ま、そんなことを繰り返しながら試行錯誤していきたいと思っています。

カラーマネージメント。

gamen_200328.jpg

 グラフィックデザイン、WEBデザイン、映像制作、クラフト制作、イラストレーションなどなど、色を決める、配色を考えるという作業は楽しい。だから、例えばパッケージデザイン案を作成するためにカラーマネージメントらしき思考になった際、配色に迷うということはない。クライアントさんからの要望が「明るい印象の色」「ポップな感じに」「渋いイメージに」と言われた瞬間に頭の中にその系統のカラーバランスがあるので、その中から自分の解釈(感覚)に近いバランスを決めて、あとはソフトでその配色を選択するだけ。この手順、変に改めて畏まると色は決められない。理論理屈で配色とは?なんて考え出したらエンドレス(底なし沼)。だから、色は言語ではないので、感覚を最優先するべきで、あまりなんとか配色色彩論などを覚えても斬新で稀有な個性的な配色はできない。基礎知識として引き出しのひとつとして押さえておく必要はありますが、補色関係だからどうのこうのとか考え過ぎず、感覚を信じて選ぶ。その結果、色を決めていくプロセスを手順として整理する場合のみ、理屈で配色を解釈(確認)すればいいと思います。で、自分自身、その色のセンスが良質か否かで言えば、色のセンスは悪いと思います。が、色のセンスに実は良いも悪いもないと思っていて、最後は好みで選択するべきだとも考えていて、あとは人間と同じで相性次第なんだと捉えています。CMYKもRGBも全てに精通するにはそれなりに研究・探求する必要がありそうですが、それはその分野の専門家の方に任せて、クリエイターはあくまでも自身の感覚で選択することも大切なスキル・テクニックのひとつだと捉えています。

アクリル絵具。

works_200327_02.jpg

 これが塗装着色用にリサーチしている画材です。イラスト用のカラーインク、ガッシュ、ポスカラ、パステル、透明水彩絵具をはじめ、アクリル系の絵具も国内のメーカーはいろいろ持っているのですが、このアクリル絵具ははじめて知りました。アメリカ製らしく耐水性で顔料系なので発色もよくメディアがしっかりしているので若干の盛りも可能。顔料系のアクリルは持っていたのですが、発色がイマイチでしたので、このアクリル絵具は一回使ってみようと思っています。エアブラシで着色する場合、確かにシンナー系は乾燥も速く、発色もいいのですが、エアブラシのノズルがつまります。絵具の硬化が思った以上に早い。だから、耐水性がいい。ただ、今回は立体作品への塗装なのでサーフェイス(下地材)との相性を確認しなければなりません。筆塗りならばこれがベストだろうと思っていますが、薄めに溶いてエアブラシで作品に吹き付ける場合、はじいたり、たれたりしないかが少し心配です。

モックアップ(試作)制作開始。

works_200327.jpg

 ベースとなる2種類のスタイロフォームをルーターで削ったり、クレイ(石紛粘土)を表面に塗り込み、まずは部材のチェックです。塗装の下地となるサーフェイスがシンナー系なのでスタイロフォームが溶けます。いずれ立体作品をつくる場合、スタイロフォームの厚さが現在リサーチしている限り100mm厚までなので、接着剤で固定してから削り出す必要があります。これら部材と溶剤の相性なども確認しながら、試作制作作業を進めていこうと思っています。特にこの角に塗り込んだクレイの素材感は抜群です。キメが細かくモデリング材料としてはさすがいろいろなつくり手の方が絶賛しておられただけあり、優れものです。唯一のデメリットは乾燥が遅いこと。今後の作業効率を考えるとドライヤーが欲しいところ。また、硬化後の削り出し作業に石紛の粒子がどこまでひっかかるかを確認したいと思っています。

 次は細め長めの作品づくりの試作です。とりあえず3種類の針金を用意したのでこれで立体作品の芯となる部分をつくりこみ、あとはクレイで補強しながらモデリング行程を仕上げていく手順です。この一連の手順を一通り、いろいろな部材で確認してから実際の「オリジナルフィギュア(立体作品)」や「立体(レリーフ)看板」のサンプルを仕上げていこうと思っています。

 塗装段階では一度、大型の模型店に行って水性系・アクリル系・シンナー系の塗料を確認する必要があると思っていて、それぞれの発色や仕上がりの質感を確認してから本番に臨もうと思っています。長浜市内の模型店には「メタル系」の塗料がけっこうたくさんありましたので、モデリング後、金属テイストの仕上げができそうです。京都か大阪の模型店を入念にチェックしたいところですが、まずは手持ちの部材とツールで試作を繰り返していきます。

個人事業活動の利点。

 20代の頃、制作会社にお世話になっていた時はどんな小さな仕事案件でもチーム・組織で考えて役割分担を検討した後、効率とコストをしっかり確認・吟味してから制作作業を開始していました。新規顧客獲得目的の営業展開でさえ、企画書と提案書をつくり充分に会議で検討してから。高額な設備機器などの投資についても徹底的にリサーチして資料を検討してから契約・購入の手順でした。しかし、私の考えは検討することよりも、まずは行動しながら試行錯誤したいという考えが強かった。あまりモノゴトを深く考えていなかったのは事実なので「安易だ」「短絡的だ」「無計画過ぎる」などの組織内の評価でした。いつも。では、時間・人・コストの問題をどこまで検討し、シュミレーションすれば適正な結論が出て、踏み出せるのか?といつも食い下がっていましたが、会社組織はこの程度の個人の声に耳を傾けません。

 心の中で「綺麗な企画書や仕様書など不要だ」というモヤモヤがありました。

 だから、できるかできないかは先送りにして、まず自分の頭と設計プランだけを頼りにつくってしまうことが多く、当然、失敗しますから、「だから、言わんこちゃない!」と上司に怒られます。そういうストレスが制作会社の頃は日常茶飯事でデザイン制作会社でデザインの仕事に取り組むのはあまり楽しくないぞ、という結論に達しました。それが30歳の頃です。

 結果、小規模でいいので自分の思い通りに事業を進めたいという結論に達し行動しました。確かに個人単位で営業から制作、そして、納品・決済まではキツイ。それに病気で寝込めば仕事は止まりますし、お客様からの信頼も失います。だから、自分自身の健康管理にはとことん神経質になりますし、どんなボリュームの仕事も一切手を抜くことはできない。組織にいた頃ならば、できないポンコツに仕事を邪魔され集中力を奪われてイライラしたり、他人のミスの後始末で自分の仕事ができなくてブリブリすることもありましたが、むしろ、それはとても緩い余裕のある環境だったのです。個人事業活動ではその余裕が無くなったことで誰にも言い訳することができませんから、とにかく自分で動くしかない。

 当然、個人事業活動はメリットもデメリットもありますが、あとは自分自身の本質との相性の問題です。私の場合は不利なことの検証を忘れるぐらい、不安な予測を考える暇をつくらないほどに、とにかく「A.C.T.(Action:動いて、Create:つくって、Think:考える)」という姿勢で仕事に取り組んでいます。これができるのが、私の場合、個人事業活動の利点だと捉えています。

エアブラシブース完成。

works_200326.jpg

 ネットで購入した換気扇システムのつくりがいかにも簡易的(ダンボール製)だったので、細かい部分をいろいろ補強してセットアップ完成。問題なく換気できています(かなり強力な吸い込み力です)。エアブラシブース制作を思い立ち約10日間。ネットでリサーチしてフィギュアや立体作品の塗装に取り組んでおられる方のWEBサイトや公式ブログを確認してアイテムを揃え、ブース本体は机のサイズに合わせて自作しました。手持ちのエアブラシやコンプレッサーもしっくり納まっています。結果、このブースを自作するにあたりかけたコストは換気扇システム¥8,000、ブースの部材約¥2,000のみ。あとは手持ちのライトなどをセットしただけなので非常に安価で仕上がったと思っています。今後の制作手順は石粉粘土をベースにパテやサーフェイスでモデリング行程を経て、大物作品はスタイロフォームを削り出し表面を加工し、塗装から仕上げの行程は同じ。この手の立体作品づくりは過去にいろいろな仕事案件で取り組んできた経験があるので、どこまで手順を整え完成度を上げるかに集中するだけ。ま、いろいろ制作上のトラブルや不具合はあるでしょうが、試行錯誤を繰り返していこうと思っています。

 何か新しいことに挑戦する際、コストやテクニックの面で検討することは大切ですが、モチベーションさえ高くキープできていれば、創意工夫、なんとでもなります。ここまでオリジナルフィギュアづくりや立体看板づくりの準備作業に取り組んできて実感したことは、部材が安い!ということ。これはすごく意外でした。例えば舞台のリアルなセットや映像制作用の美術パーツなどを制作している工房のWEBサイトをチェックしたのですが、「一式60万円」などの制作費用が公開されていましたが、恐らくこの成果物なら原価は5万円程度だろうなという見込みがつきます。つまり、この立体作品を商品・ビジネスとして取り組む上で必要なことはつくり手の「技術と経験値」なんだろうという分析です。この部分はネットでリサーチを繰り返しても専門書を読んでも習得できない特殊なゾーンなので思い立ったらまず制作環境を整えて、つくり始めることに尽きます。これもひとつ大切な経験値です。