イラストレーターCS2

 僕がMacに出会ったのは東京の新宿。19年前である。24歳の頃だった。その時のモニターはモノクロで妙なサイズで妙な比率だった。中学生の頃、タイプライターを持っている方が近所におられて、キーの配列を覚えたり、知っている範囲で英語の手紙を書いたりしていた。その延長上でワープロを購入してブラインドタッチを覚えた。その頃だった、Macに出会ったのは。特にワープロの発展形なんだろうなぁ~というレベルの興味と「仕事に活用するからこれからはMacです!」というえ営業マンの方の言葉を鵜呑みにして初めての起動。その中にインストールしてあったソフトウエアがイラストレーターだった。英語のマニュアルと全画面が英語というこのソフトウエアで線画を描いたり、四角や円を描いて荒いドットプリンターでプリントアウトして一喜一憂していた。勿論、モノクロ。それが、現在そのバージョンは12になりまだ一回も使った事のない機能があるまでになった。
 では、あの頃から使い手のバージョンはアップしたのかとよく考える。ディバイダと三角定規とロットリングから入ったデザインの世界。その後数年でいっちょまえにMacを併用するようになりDTPしてまっせ!と浮き足だって来たが、基本はミスコピーの裏に三角定規とディバイダで画面レイアウトをしている時と同じ。3DCGソフトのテキスト本にデッサン力のある方とない方では圧倒的にデッサン力のある方が上達が早いと。う~ん、イラストレーターも同じかもしれないと思う。イラストレーターを使っていれば=グラフィックデザイナーみたいな誤解があるが、それほどデザインの世界は地に落ちていない。機能があり過ぎて僕は戸惑う方なんですが、では、イラストレーターとグラフィックデザインの関係は???となると、とても長い話になりますので、また次回。