すべらない話

 まるで完成度の高い短編映画を観ているような気分。松本さんはやはり天才ですね。そしてこのスペシャルに集められた清栄の皆様も天才だと思います。お話のベクトルにそれぞれの独自性があるとはいえ、すべて素晴らしい完成度でした。中でも、「キクチネタ」と「大サンショウウオ」と「モンスター」は逸品でした。番組が終わってからも何回も何回もこのすべらない話を頭の中で復唱しましたが、完璧なこのシナリオに舌を巻くばかり。この視点を持っていてこそ、このスキルを持っていてこそテレビに登場するべき選ばれた芸能人だと思いますね。これだけ話を的確にそして笑いというベクトルに変えられるこの技術にひさびさに感動した瞬間でした。このディテールこそが現代のコミュニケーションに欠けているのではないだろうかとさえ考えさせられた2時間でした。それに比べ・・・。