鉛筆と水彩にて

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 情報紙S.O.S.第22号の表紙用に描いたドローイング。モデルは参加メンバーでもあるアニメーション作家さんである。絵を描く事について特に好きな画材で得意な画法というわけでもないのですが、鉛筆と水彩の合わせ技は好きな手法なのでよく描きます。こだわるのは用紙でワトソンが一番相性がいい。鉛筆の微妙なタッチや陰影が表現できる上に水彩絵の具との相性もいい。できれば水を含んだ時に反らないボードがいいのですが、それはそれで逆に変な気合が入ってしまうので、BOOK形態の方がリラックスできるのでベターなのです。鉛筆デッサンは芸大に入ってそれなりに取り組みましたが、デッサンは訓練でありモノの見方のトレーニングでもあり手のトレーニングでもあるので、鉛筆画とはちょっと違う気持ちで描く。結果的にいずれも鉛筆画なので、描き手の心意気ひとつなのですが。ペンや筆となるともっといろいろな画材がありますし画法もあるのでどれがどんな特徴でどんな効果があるなんてことはとてもとても、語りつくせない。ただ、同じ絵でもPCのソフトウエアで描く絵にはよほどのモノでないと心は動かない。自分が使いこなせていないだけなので、しっくりこないだけなのでしょうけれど、PCで描いた絵は好きになれません。結局的に擬似体験に見えるし、心がそれを感じた時に絵としてその作品を見ることができないからです。それを感じさせない絵なら話は別ですが、ただ、ひとりを除いて今までそんな絵に出会ったことはない。その方のお話はいずれ・・・。