テレビプログラム。

 テレビのプログラム(番組)づくりってこれまで真剣に考えたことはなかった。テレビなんて別世界のお話でしたから。企業さんのCMづくりなら企画を構想して絵コンテを描いてロケをしてスタジオを手配して・・・と非常にたくさんのプロセスはあるもののグラフィックデザインやWebデザインにない刺激があるので楽しい。しかし、15秒内の勝負には結構頭を抱える。最前線の方はきっと培ったノウハウでアイディアや完成イメージの引き出しを豊富に持っておられる上、15秒CMづくりのポイントをしっかりと踏んでおられるのでしょう。企画の段階でロジックに着想しても絵コンテで具体的な映像イメージを描く段階でさまざまなフィルターを通して実作業に進めるのだと思います。そんなCMづくりと1時間の番組づくりとなるとまた違ったノウハウがあるのだと思います。一枚のチラシを作る感覚と何ページもの冊子や書籍を作る感覚の差なのかなと想像します。
 テレビを観る側から創る側に視点を変えるとまた違った見方ができる。平面やWebの人間がCMを創れる時代が来たというものの、頭の中を切り替える作業はそう簡単にできない。しかし、Webでの映像コンテンツが一般化しケーブルテレビのサービスが激化すればするほど、テレビメディアもそのスタンスをやはりコンテンツ思考にシフトしなければいけないし、認知度を上げながら、他のメディアとの差別化をしていかなければならない時代なのではないでしょうか。そんな時代にどんな番組プログラムが求められているのでしょう。もっと視野を広く深くして技術や経験値といっしょに自分の中の感覚的な部分を磨く必要がありそうです。