不都合な真実

 映画「不都合な真実」をDVDで観ました。ほとんど書籍の映像版だったのですが、書籍を読んでいるのでそれほど新しい情報はなかったし、映画の中で用意されたデータも温暖化に関係するいろいろな書籍のデータと見解は同じだった。氷河と海流と生態系の変化を65万年遡り検証するというアプローチでした。で、温暖化についての世界の取り組みでこの映画はFINなのですが、政治が変われば環境破壊が抑制されるというメッセージに対してどう思うべきなのか。2本のちょっとアイロニカルなアニメが挿入されていたのですが、殻の固い人はたぶん失笑で終わり。その裏にあるゴアの真意をスルーさせるでしょう。息子を事故で失いかけた時、ゴアの危機感に対する考え方が180度転換したとも映画の中で述べておられました。身近な危機を介して見える真実。地球規模の危機が次世代の人類の住みやすい地球を奪うと言及され身近な危機回避にいそしむ事の意義。この地球上では25億人が一日1ドルで暮らしている現実を日本人がどう解釈するべきなのだろうか・・・と。不思議な選挙、不思議な犯罪、不思議な政治、不思議な学校、不思議な国で郷に従いながら自分を見つける理由。最後の最後で人間は孤立している存在だというある書籍の下りが頭をよぎる。ゆっくりと沸騰させられるとビーカーの中の蛙は気がつかないらしい、自分が茹でられていることを。