Flashありきではない。

 Webコンテンツの最強ツールと呼ばれるFlash。他のソフトウエアとは比較できないぐらいの機能が拡張され現在のバージョン9(CS3)にたどり着いたと思う。私自身はじめてFlashをこねくりまし始めたのはまだVer3の頃です。その頃はほんとにアニメーションを書き出すことにしか活用していなかった。それが、「あれ!?サイトデザインにも使えるのか!」と思い出したのが4か5ぐらいの段階でした。これではちょっと感覚的に実は遅いのですが・・・。でも、なんとか我流の我流でテキスト本を買いあさり従来の仕事の合間にとにかくいろいろな活用術を読み漁った。雑誌でもいろいろなサンプルサイトを分析して勿論ブラウザでも気になるサイトを分析し続けた。しかし、その頃はまだファイバーケーブル時代ではなかったので、Flash=重くて辛気臭くて自己満足という印象が横行し、一方の潮流であるスタイルシートデザインに分裂していった。その後、プログラムを介するブログツールが無料もしくは安価に出回り、現在のブログ文化の地位を確立させた。その頃、Flashはアクションスクリプトを取り込み、ビデオ映像を取り組み、サーバープログラムと連携し独自の表現と機能性を確立させた。さぁ!どっちだという分岐点に立っているようにも思えたが、実はそうではなかった。双方向のベクトルは実は同じ方向を向いていたように思える。インターネットというメディアのようなツールのようなラボのようなアーカイブのような怪物は、映画のマトリックスのように現実と溶け合い、人間の本能を刺激し始めたと思う。で!さぁ、どうするという気合十分のWebデレクターたちの千里眼はいったい何を見据えているのだろう。雑誌ではいろいろ拝読するが、私はそれほど革新的な波にはならず、もっと根幹の軸がより明瞭に見えてくるように思える。先入観や表面的な殻が崩れ中身があふれて来るように思える。中身が今そのタイミングをいたるところで推し量っているように思えます。例えば人間の健康にベクトルを向けると医学の進歩と薬学の進歩で人は健康になったという仮説。結果的に健康という概念や定義がとても難しいのですが、寿命が延びて人間は何を手に入れたのだろうかという疑問にまず辿り着く。これは難しい疑問で私だけのあやふやで稚拙な知識で引き出せる答はとても貧弱ですが、時に健康が苦になる世界がどこか身近に存在しているように思える。う~ん、Flashの話からかなりそれてしまいましたが、Webサイトの健康管理が今の旬のように思えたのでこの方向の脱線になってしまった。デザインは医学なのか薬なのか魔術なのか・・・というジレンマが頭の中を巡る巡る巡る。