定説・セオリー・お約束。

 「稼げるホームページ」という文字を新聞でも雑誌でもよく目にします。キーワード検索で誘導して顧客を獲得する。だから、稼いでいるホームページにするためのコツはうんぬんかんぬん。売り上げを伸ばすポイントはあれとこれとそれと・・・。新聞や雑誌の記事をにぎやかすには丁度いい具合のニュアンス。これでその新聞や雑誌の売り上げが上がればそれでまずはOKなのでしょう。しかも、それを語る人は◎◎研究所の◎◎所長となれば、その研究所も売り上げが伸びる。そして、その記事に紹介された、「こちらの企業はこのやり方で売り上げがこんなにアップ!」ってことになると、その企業もさらに認知度を上げて商品が流通に流れる。これが、昨今のWebサイトとペーパーアイテムメディアの定説・セオリー・お約束のように思えるのは私だけでしょうか?
 さて、その記事を見れば「キレイなサイトは販売に効果的でない」「シロウトっぽい仕上げもポイント」「信頼されるための3大要素」などなど、コピーライトは核心を微妙にはずして真実の上澄みをすくい続ける。「エンジンのヒット」も「売り上げのアップ」も結果であり、原因はもっと別の次元で複合的に存在するように思えます。ただ、メディアの定石として限定した表現を避け、是非を明確にせず、結論を微妙に見送るという技術がどこかはがゆい心地になります。いい切れない理由は十分に理解していますが、いい切れないから机の上になんでも並べて議論チックに「こうあるべきだ」的な餅をホワイトボードに描くのはいかなものかと思ってします。でも、それがメディアの真髄だからいたしかたないが、この仮説から生まれる先入観に振り回されることだけは個人的に避けたい。なぜ避けたいと思うのか?については個人的な主観なのでロジックに答は出せない。複雑なデジタル信号の波はもっともっとうねるのでしょうね。ということで、やはり、Don't think,Feel! となってしまう。このループがきっといろんなところでグルグル回っているのでしょう・・・。