背骨のねじれ。

 最近、長浜市内の接骨院様のお仕事に着手させていただいております。先生はこれまで本業とは別にいろいろな健康に関する事業やイベントを主体的に開催され滋賀県をはじめ県外で活動を展開してこられた、なんとも活動的で精力的な方です。お話をすればするほど、先生の健康に対する熱意に押され、制作会社という立場を忘れ一人の患者として先生のお話に聞き入ってしまうほど。
 人生どのような状況でも「命」より「健康」より価値のあるモノはありませんから、医療の分野で実直にエネルギッシュに取り組んでおられる姿勢に感銘さえ受けています。私ごとながら、現在も腰痛を患っておりまして、最高の治療方法が「毎日の基礎的な運動と健康管理」と診断され「完全治癒」はもう何をどう願っても実現しない状態です。デザインの現場の皆様も毎日のお仕事はパソコンの前だったり、会議だったりなので、腰痛を持っている方が多いと聞きます。足がしびれる手がしびれるというお話はよく聞きます。で、お仕事のお話の後に「先生、実は私はヘルニアで~」みたいなお話をしたところ、「では、ちょっとその鏡の前に立ってください。」と先生。「う~ん、こうしたら痛いですか?」と早速プロフェッショナルモードが一瞬でスイッチオン!先生の言葉ひとつひとつに聞き入る私。筋肉のお話、骨のお話、間接のお話、症状のお話、毎日の生活の中で注意しなければいけない事。イッキに診断されてしまいました。医療の分野の方からは治療の際に専門用語を並べて機器や薬で治療をしていいただくわけですが、患者は言わば「まな板の鯉」でなすがまま。でも、先生は丁寧に広い視点から状態を分析して適切で充分な説明と現状の説明をされました。う~~~~~ん、私は言葉をいい意味で失い、心の芯から感動して先生の言葉を大切に心の金庫に仕舞い込みました。
 さて、立場を置き換えると私はデザインや広告やWEBサイト作成のプロである。20年この仕事をして東京・大阪・長浜といろいろな、とてつもなくいろいろなお客様とお仕事をさせて頂いた。この世界で飯を食わせていただくための技やノウハウや知識や資料や経験値は自負しているつもり。でも、接骨院の先生の診断を受けながら、一番感じたのは「誠意」でした。私は長年のぬるま湯につかり、お客様と接する時の「誠意」をどこかに置いて、ルーチンワークでお仕事をしていないだろうか・・・と襟の立つ思いでした。WEBサイトもポスターもパンフレットもTVCMも同じですね。表面的な技術や見栄えと真髄である「誠意」が存在しなければ、ハリボテクリエイターになってしまうのでしょう。目からうろこが落ちた時、まよわず今の自分を脱皮する勇気をいつまでも持ち続けたい。
 先生からの健康アドバイス「イスから立ち上がる時、腰の悪い人はねじり立ちをしない!」とのことです。背骨のねじれが健康の敵なのでしょう。背骨がねじれるといろんなところがねじれるとかねじれないとか。