三種の神器か。

 八咫鏡(ヤタノカガミ)、草薙の剣(クサナギノツルギ)、八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)がいわゆる三種の神器なのですが、何きっかけかは定かではないのですが、どうしてもこの「三種の神器」について調べたくなりました。ほんと些細な事がきっかけなのですが。で、WEBサイトでこのキーワードを検索していていろいろな驚きがありました。
 まず、「高度経済成長時代にテレビ受像機・洗濯機・冷蔵庫の3種類の家電を三種の神器といった。」という三種が1番にヒットします。そこから画面を変えていくとほんとに様々な「三種の神器」があります。現代では「デジカメ、DVDレコーダー、薄型テレビ」だそうですし、少し前は「AMラジオ・携帯電話・パソコン」が家電の歴史ようです。他にもいろいろなジャンルで「三種の神器」が存在しその時代時代を反映しています。
 では、鏡と剣と勾玉が三種の神器として伝えられてきた日本という国は・・・という考察につながります。いつかずっと未来にはデジカメもレコーダーも薄型テレビも洗濯機や冷蔵庫の位置になる時が来るはずで、経済や文化が移り変わるのですからシンボルも変わります。でも、鏡と剣と勾玉はずっとずっと「元祖三種の神器」であり続けるのではないでしょうか。どれだけ多くの時間が流れ世代が変わっても継承されるモノと時代と共に衰退していくモノがあります。
 WEBサイトとブログとメルマガがITの三種の神器と呼ばれていた記事を読んだことがあるのですが、これもいずれ洗濯機や冷蔵庫になるのだろうな・・・と思ってしまいました。スティングが「人間は歴史から何も学べない~」と歌っていましたが、裏を返すと歴史こそが人間のような気がします。
 剣は諸刃、刀は片刃、現代人は丸腰。火難に会ったとき草を薙ぎ払ったとこから「草薙の剣」と呼ばれるようになったそうですが、さてさて、現代では何が火難か限定するのが難しい。燃え盛る枯れ草を切り払う剣はどこにあるのでしょう?真実を写す鏡はどこにあるのでしょう?そして、歴史が生まれる夜を照らす月の象徴は何に置き換わったのでしょう?