これ売れるんじゃない!?

 私は消費者としての目線はかなり片寄っていると思います。しかし、WEBサイトのお仕事をさせて頂いているといろいろなWEBサイトを毎日見ているし、雑誌や情報紙でピックアップされているトレンド的なWEBサイトもチェックする。商品の価値は売れることだけが全てではないと思いますが、やはり売れている商品にはチカラがあります。ニーズとマッチするという吸引力が商品に感じられるのか感じられないのか、最初に見た知った時の印象ってとても大切です。効果な商品ほど最後の最後まで価格や機能を比較検討して結論に達するわけですが、結局、最初に「これええやん!」って感じた商品を購入することが多い。比較検討はあくまでも精神安定剤であって、特効薬ではない。この判断をしてから、WEBサイトでどう売っていくのかについて様々な取捨選択を繰り返し、デザイン的な機能的なブランド的な微調整をしていくわけです。売れるサイトを作るという当初の目的がありながら、その途中で鎮座するケースはよくあることです。沈滞することが結果的にいい方向性に導かれる場合があるのですが、根本のところでボタンを掛け間違うと最後は全体像がグズグズになる。これでは、デザインも機能も語る余地がない。いいWEBサイトを作って商品やお店の認知度を上げ、ビジネスのトルクを上げていきたいといくら創り手が願っても以外と落とし穴は人間にある場合が多い。いや、そのほとんどの要因は人間のチカラ不足が商品の価値も企業のイメージもよからぬ方向に誘導しはじめる。その人がいなければその商品が成立しないというほど大切な存在なのに、その人が負のトルクを暖めはじめるととてもやっかいなことになる。論理的に何事も捉えることは決して悪い事ではないのですが、どこかの段階で論理は必要なのですが、最後は論理よりも感覚で判断をすべき場合が多いと思う。感覚で判断できる人は必ず技術もセンスも経験値も世の中を見る目ヂカラも持っているから。論理に逃げて決断できない人は必ずそのどれも持ち合わせていない。これが見事に当てはまる「印象と論理」の方程式である。最終的に商品の価値は先入観のコントロールでしかないわけで、例えそれが口コミでも先入観であり、購入後に予見と感覚がマッチしたとしても商品の価値とは目に見えないモノだから始末が悪い。食べて消化して排出されることが価値だとしても・・・である。
 と、私の消費者としての感覚がずれているとこうも複雑怪奇な結論にたどり着いてしまう。しかし、いつのころからか感覚的にモノゴトを捉えることが見えてから、創る場合も感覚的な視点が働くようになりはじめた。一旦それが見えると世の中の白と黒が見えたような気がして楽しい。しかし、いろいろな努力や学習を怠るとグレーゾーンが広がり、何が白で何が黒か判断つかなくなる。その時は完全に視力が弱っているので寝ることにしている。睡眠中、カラーの夢を見るとどうのこのうという夢診断的な迷走はしたくないのですが、やはり、世の中「白か黒」「一か八」「二者択一」ですから、小さな日々の判断力は鍛えねば・・・。