文章の磨き方。

 まだ、書店ではチェックしていないのですが、この本が気になっています。岩波から出版されている「文章のみがき方」という書籍。いい文章を書くために、作家・文章家たちは何を意識しているのか。歩くことの効用、辞書の徹底活用、比喩の工夫・・・。漱石・鴎外から向田邦子・村上春樹まで幅広い人びとが明かす知恵を手がかりに、実践的な方策を考える。との新聞広告が目にとまり現在一番気になっております。モニターで文章を読む時代になり、活字ばなれとかペーパーレスとか言われいますが、文章で何かを伝えるという作業は人間が人間である以上普遍なコミュニケーション手段だと思いますし、メールやWEBサイトでもやはり、映像が観れて音楽が聞けてと進化は著しいですが、それでも、文章はより研ぎ澄まさないとけっきょく映像や音楽だけでは何も伝わらない。これだけ文字を連ねたのだから、これだけ回数を打ったのだから、伝わったと思いたいがなかなか文章は難しい。言葉のコミュニケーションと文章化したコミュニケーションのニュアンスの違いは以外にタチが悪い。日本語が変化しているというよりも、聞く力が落ちているのではないだろうかとさえも思う時がある。テレビもニュースも非常に文面が噛み砕きすぎ。きっと、いろいろ時代時代に伝えるためのマニュアルが変化しているのでしょうけれど、そこまで言ってもはたしてどこまで伝わっている!?みたいな言葉や文章が多い。多くを読まずして伝えなければならない現代において、デザインや絵が補足する傾向に依存しすぎると、デザインや絵で伝えなければいけないことへの純粋性が濁ってくる。しかし、伝わらないからステレオタイプな真理が横行し差別化も独自性も失われてくる。これは悪循環。文章を磨くとは何を磨くべきなのか???早く読みたい書籍である。