ワンピース。

 バラバラのピースがあるきっかけでピタリとはまり絵が完成する瞬間が気持ちいい。どれだけ抜けたピースを探しても見つからない。思い切ってそのピースを新しく作ろうかともするが、決して、そのピースにはならない。しかし、ほんとにある瞬間キッカケで一枚の絵が完成する。頭に浮かぶ時があります。そうそうそれが降りてくる事は少ないのですが、仕事でもライフワークでも人生においてもそれは突然降りてくる。そして、それが案外大きな分岐点になり大きな成果を引き込み世界観が広がるきっかけになる場合が多い。明確な目的を設定しそれに向かってじっくりと準備をしている場合、最終目的が準備することに置き換わる事があり、あれ!で、目的はなんだったっけ?となっている人が多い。いわゆる本末転倒というやつで、傍目にその方は無我夢中で昼夜を惜しまず努力し研究し試行錯誤を繰り返しておられるのですが、目的を失っている。そんなことは多かれ少なかれ誰にでも起きることだし、自分の事としてもあてはまるケースは多々ある。しかし、それもせずに何かを成し遂げようとするのは、例え大きな成功を手にしてもあきらかにその方もその先がない。これがとても不思議だと思う。では、何のためにそのワンピースを探すのか?いったい完成した一枚の絵とはどのような絵なのか?それは個人差があるでしょうけれど絵が嫌いな人もいるから、また、これが面白い。好きと嫌いは1と0ではない。時にその絵は好きも嫌いも飲み込んで、1と0でさえ飲み込もうとする。その一枚の絵を意外に早く見た人、まだ、その絵を見たことのない人、見えたのにそっちの方向を黙殺した人、準備準備に右往左往する人、みんなのふるまいに光をあてれば影ができる。それが映画になれば何かが伝わる作品ができるのではないだろうかと思っている。