ウォーター・ホース

 ネス湖の恐竜伝説は子ども心的にかなり衝撃でした。水の中=神秘的というイメージがあるのですが、この映画「ウォーター・ホース」を初めて知ったとき、ああ、やっとこんなカタチで映画になったんだと思った。時代背景が何やら複雑な時代のようですし、子どもと未知の生物を描く映画にはどこか感傷的な路線で押し切るパターンが多いのですが、この映画には期待したいと思います。とにかく最近の映画は「人類絶滅」を切り口に宇宙や地中や深海からいろいろな敵が出現するパターン。そして、人類が自ら墓穴を掘るパータンなど、とにかく絶滅絶滅と落としておいて、最後に人類って強いよ・素晴らしいって持ち上げるパターンなので、この「ウォーター・ホース」はもっと地球上に生まれた生物と生物が時代を超えての出会いをドラマチックに描いてほしいと思いますし、常に戦争という悲劇が暖かい物語に傷の付け役として描かれるわけですが、確かに戦争は過程としても結果としても絶対に起こってはいけない事ですが、全てが「起こってしまいました=しょうがない。」ではなく「なぜ、起こったのか?食い止められなかったのか?」みたいな切り口と未知の生物との奇跡を、終始SF的にも納得できるように観賞したいなぁ~と期待するばかりでございます。
 原作はまだ読んでいませんが、ジュラシックパークの原案レベルとは言いませんが、納得できる設定と共感できる時代背景を期待します。しかし、日本では「戦争」「地球」「人類」「環境」というテーマが展開されるとある片寄った側面でしか捉えようとしない傾向があるように思いますので、これらの先入観を完全に削除して観賞できるような物語を期待しています。

ウォーター・ホース_オフィシャルサイト