2月の原画。

cale002.jpg
 2008年のカレンダー2月の原画について。この原画は映画X-MEN3のラストシーンです。3部作にはいろいろな素晴らしい映画ある訳ですが、古くは「バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ」や「スターウォーズシリーズ」などなど3部で完結する物語なのですが、最近の3部作の中では、圧倒的にこの「X-MENシリーズ」が素晴らしいと思いました。また、アメコミの映画化も数多なのですが、そのジャンルの映画のシリーズの中でもこの映画が心に響きました。
 ミュータントと人間の関係について第1作から第3作までいろいろなドラマが展開されるのですが、中もで、主人公のウルバリンがダークヒーロー的な存在でとても魅かれました。複雑な過去をひきづりながらも自分の能力とミュータントという立場で苦悩しながら物語を引っ張っていきました。
 で、最後に最強のパワーを持っているジーンが覚醒するシーンで悪に支配されるジーンと正義の心がジーンの中で葛藤します。自分自身の中の悪をコントロールできず、破壊の衝動を押さえることができない。それを、ウルバリンは自分の能力でジーンを殺すのです。ウルバリンはジーンに愛情を抱いていながら、ジーンが求める安らぎである「死」を与えられることができるのがウルバリンだけなのです。この選択は誠にベタではあるのですが、3部作もの物語がベースにある最後の最後のシーンでそれぞれの能力に対する結末がこれなのか・・・と、3部作シリーズの中ではもっとも納得度の高い作品だったのです。勿論、3部作ですから、「マトリックス」も含まれますが、マトリックスは3話目が難しいオチでした。