WEBの基準01

 「オーバチュア」という言葉はWEBビジネスに取り組んでいる人なら一度は耳にした事があるでしょう。その実態については様々な書籍がある。ある書籍の中で「このWEBサイトは大丈夫か?」と思えるサイトがインターネットの中に存在するということであり、その具体例が15例上げられていた。
 1、ユーザーに訴求すべきことが明確になっていない。2、サイトの導線が考えられていない。3、どのような顧客をターゲットにしているのか分からない。4、素人っぽすぎるデザインになってしまっている。5、競合他社と比べてどこが優れているのか分からない。6、商品・サービスを販売しているのに、イメージ写真があまりにもダサイ。7、メニュー構成がわかりにくい。8、情報にまとまりがない。9.色使いというレベルでコンテンツが見にくい。10、「NEWS」のコンテンツがあるのに、情報が全然更新されていない。11、商品・サービスを販売したいのか、それともブランドを広めていきたいのかが曖昧になっている。12、素人にも理解してもらいたいはずのサイトなのに、業界の人にしかわからないような専門用語ばかりが並んでいる。13、資料請求のボタンがわかりにくい。14、そもそもの話、そのサイトで何を売っているのかわからない。15、「本来伝えたいことが伝わっていない」状態で、コンテンツ自体も他社に比べて貧弱である。という15点が列挙されている。つまり、この15点をクリアすればWEBサイトとは大丈夫であるということである。
 また、入札するキーワードの設定もデジタルなプログラムを使って、あくまでも道具として収集して、その結果を分析・検討するのはWEBマスターである人のセンスや感覚にかなり依存している。そして、クローラーが重要視するキーワードやキャッチコピーの作成・選択基準も人の感覚に依存している。そして、最後にランディングページを8秒で認識できる事に試行錯誤するべきだとも書かれていた。だから、オーバチュアとは決して錬金術ではない。インターネット上のマーケティングを個人レベルでできるように補足・サポートしているサービスなんだということが理解できる。で、一昔のSEOやSEMなど、とにかくなんでもかんでも検索エンジンの上位にヒットさせることに集中していた時代のことも、若干冷ややかな視線で否定も肯定もせずに、それよりもLPO対策が最も必要だとくくっている。
 この書籍の中で一番納得できた言葉は「WEBサイトとはテストである。」という言葉に一番気持ちが入っていけた。つまり、空論に時間を費やす暇があれば、動けと言っているように思える。検討していることは大切だけれど、何も生まれない。問題点ばかり列挙して動く理由を探している人が多い。動く理由を探しているあいだに、動く人はすでに先を行っている。先に行くことが全てではないけれど、先行けば元居た場所を振り返ることができる。振る返ることができるというこそが財産であると思う。経験値は絶対にオンライン上には存在しないし、モニターの中の情報値が経験値だと誤解している人が多いように思う。そんなことを考えているとWEBサイトへの取り組みの基準が少し見えてくるような気がします。