自来也が逝く。

 昨日ナルト最新刊をコンビニで発見。表紙の絵を見てまさかとは思いましたが、自来也が逝った。かなりこの物語にはいろいろな意味でのめりこんでしまっているので、マンガを読んでいる以上のSOMETHINGがあった。岸本さんは登場人物が戦いでこの世を去る時、とてもしっかりと背景や本人の気持ちを表現しておられる。生きている時よりも人は死んでから何かを語るとでも言いたいかのように。非常にしっかりとした背景に、忍術というファクターでここまで魅せられるともうコミックスとしての存在感というよりも、法典を読んでいるような感覚にさえなる。これがまたファンの怖いところで、ひとつの物語それは、マンガというスタイルで表現されているのですが、その深さというか、核に存在する、それこそチャクラの大きさはワンピース以外の他のコミックスとは比ではない。その他数多のロボット系や癒し系と言われる、緩くも密度の低い視覚的すぎる物語がとても微弱に思える。その物語をどう捉えるかに、どう世界観のイマジネーションを覚醒するかで、マンガは鳳凰にもなり蚤にもなる。何よりもポテンシャル次第なところが実は恐ろしい。