おかあちゃんの言うとおりだ。

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 確かに、松本隆博さんの言うとおり、「お母ちゃんの言うとおり」である。人志さんの兄貴であるということがひとり歩きしているようですが、なになに、さすがお兄さん。その存在感はこのCDの中に確かにある。最近、音楽のジャンルの方とお話する機会がとても多くなった。これは一重に情報紙S.O.S.を通じていろいろなクリエイターの方とお近づきになれたことが大きな理由なのです。アートやデザインや広告の人間が何かの仕事で音楽家やミュージシャンの方といっしょになるということはあっても、同じ、クリエイターとして同じアーティストとして人間関係が築けるような出逢いは正直それまではほとんどありませんでした。音楽は聞いて楽しむモノだったのです。しかし、音楽のジャンルで創作活動・営業活動・アーティスト活動をしている方と舞台裏や日常レベルでお話をゆっくりとさせてもらっていると、そのご苦労のその試行錯誤の複雑さに驚かされてばかり。もうそれは技術的なことや概念的なことではなく、自分自身と音楽との関係性にのみの襞のお話になります。それほど自分は「美術」に「デザイン」に「WEBサイト」に「マルチメディア」に正直に向かっているのか?と自問自答したいぐらに、音楽家の皆様は熱く真剣なのである。
 お話がそれましたが、兄さんのこのCDはいいです。いいです悪いですという価値判断には常に理由を求めてしまいがちですが、悪いモノには理由があっても、いいモノには理由がないと思いますので、「お母ちゃんの言うとおり」はいい。
 ふと、自分の母が私にこれまで言ってくれた言葉の数々を想い出してしまった。う~ん、ほんまに「お母ちゃんの言うとおり」である。