ミッドナイトイーグル

 大沢たかお・玉木宏・吉田栄作の3人でなければ、この映画は成立しなかっただろうなぁ~という印象でした。終わってからも、3人の個性が頭の中に何回も浮かんで、台詞のひとつひとつが蘇ってくるような。もう少し、テロリズムの背景の説明が欲しかったが、それは、時期的に「核」というキーワードで説明ができてしまうこの時代がなんともやっかいです。そして、「ステルス機」が簡単に操作して爆弾がセットできるという日本のざる加減もなんともやっかい。最後にナパームで反乱軍が英雄3名といっしょにフィニッシュされるというオチももう少し夢が欲しかった。ええっ、そんなとこに常に潜水艦がいるのということも何の違和感もなしに納得してしまうこともやっかい。氾濫軍のパーソナリティーにももう少しスポットがあたってもいいのではないかな・・・と思いつつも、これはこれでブラインドの方がいいのかなぁ~とぶつぶつ。多くの戦地と日本のテロリズムの危機をダブらせている感じも、映画の世界としてなら違和感がないが、実際、現実、日本にはもっと恐ろしい危機があるように思いながらも、大沢さんの演技に見入ってしまった映画でした。
 しかし、なんでしょう、ホワイトアウトもそうですが、雪山という舞台は何もかもドラマチックに見せてくれる不思議なステージだなぁ~とつくづく。しかし、日本の映画らしく!?最後のパスワードにひとひねりが無かったなぁ~。