文章の裏読み。

 例えばこういう文章がある。「インターネットを取り巻く環境は、日々進化しつづけています。次々と新しい技術やテクニックが生まれ、通信インフラやパソコンのスペックもどんどん向上しています。これらの変化は、ホームページやWEBデザイナーにとって、よい方向に作用することもあればその逆もありますので、世の中の流れを見てうまく対応していきたいものです。この章では、200X年X月現在のインターネットを取り巻く状況を概観しながら、WEBデザイナーとして新しい技術や環境とうまく付き合っていく方法や心構えを、一緒に考えていきたいと思います。」ということは、通信環境やパソコンがどんどん進化して新しくなりますから、クリエイターの皆様はそれに付随して新しい技術やテクニックを会得しましょう。でなければ、悪い方向に作用することもあれば、その逆もありますで。私は新しい技術や環境とうまく付き合っていると思っているのですが、皆さんはどうお考えでしょうか?と言っているように読み取れなくもないですし、さらに、インターネット環境は新しい技術を会得するためには一緒に考えていきましょう!というふうに短くまとめられなくもない。
 しかし、意外とリアルな目線としては、「さらに、よい方向と悪い方向にふたつの選択があれば、皆さんは勿論、よい方向に進みたいと切磋琢磨されていることでしょう。しかし、クリエイトに良い方向と悪い方向などと「良い」と「悪い」と明確に識別できるような基準があるのでしょうか?あるとしたら、それは、すであるモノサシ、しかも、それほどたいしたことのないモノサシで何かを計測しているだけで、私はそれほど気にしていませんよ。まず、「良い」と「悪い」の区別などすることなく、全てを受け入れてとは言いませんが、お互いのコミュニケーション値を上げて、お互いの立場や考え方を得ることが「概観する」ということだと思うのですが・・・。」と論じられるかもしれない。
 って、書籍は面白いですね。ひとつの文章の裏にいくつもの応用編があるから。その設計図を見つけるのが書籍の楽しみ方のひとつだと思います。文字を絵のように読むということも楽しいですが・・・。