議論の行方。

 本屋に行くとよく「あなたのWEBサイトのダメな理由は・・・」とか「これで売り上げX倍間違いなし!」とかいろいろなキャッチコピーに彩られた書籍や雑誌が目に入る。そして、チラミでどれどれというところまでは充分にその書籍や雑誌を手にとるという動機付けになる。しかし、書店で書籍を見つけて、もしくは、広告でその書籍を知り、WEBサイトで購入できるという段階になって、はたして、次の検討の段階になる「買うのか買わぬのか?」という選択をクリアするためにはどのような障壁があるのだろう。例えば前述しているようにに「ダメな理由」や「売り上げ倍増計画」というキーワードで興味を抱いても、そのほとんどがシリキレトンボ状態で、意味不明の主観の嵐であったり、「それはナイナイ」ってことになる場合がほとんど。さらに著名な方の書籍で、この人なら確かなことを言っているだろうと踏んでチラミしてみても、なかなか期待に応えてくれる書籍や雑誌は少ない。しかも、「コレは間違いなく買いだ!」と判断できる書籍はそう多くない。ダメな理由が相対的なのか絶対的なのかは別として、あまりにも、著者の経験から判断をくだされた主観の嵐にはお金を出す気持ちはないし、これで売り上げがX倍になるなら、今の日本はないはずである。以前は「勝ち組」「負け組」なんてキーワードがよく使われていたが、そのキーワードも旬を過ぎたのかあまり目にしなくなった。やっと、ユーザーが勝ちや負けに本当は興味がないことにやっと本を作る人、書く人が気づいたのか・・・。
 ということで、前置きが長くなってしまったのですが、あるひとつのテーマで議論する時に、皆さんは何を大切にしていますか?個性ですか?分析力ですか?洞察力ですか?知識と経験値ですか?正論と愚論の見分け方にパーソナリティーを乗算すると何になりがちだと思いますか?私は「時間の無駄」だと思います。議論とは行方が見えていない状態で、互いのポテンシャルとポテンシャルをバトルさせることです。その気がないなら、そこにいる必要はない。そういう人が特に最近、多いと思うのです。議会ではなく、それは報告会or発表会でしょう、みたいな。多分、一番上のその部屋でも同じことが起こっているのでしょうし、今頃、湖畔では「無駄な時間」が流れていることでしょう。