ペキオリまであと10日。

 いろいろな複雑な前評判の多い北京オリンピックですが、すでに、大型液晶テレビもブルーレイも準備万端ですという方も多いのではないでしょうか。録画るぞみたいな。とにかく何がなんでも金メダルというベクトルはわからなくもないのですが、世界一って凄いことはなんの異論もありませんが、様々な競技で金を獲得される方のひとりひとりのドラマもさることながら、そのご家族や応援するその国の熱い思いを競技の合間合間にでもチラリと見えた瞬間にとてもオリンピックのリアリティーを感じてしまいます。彼ら彼女たちは自分の人生を競技に賭けることをどこかの段階で決意してこの大会に臨んでいるわけですが、それは決して本人だけで実現できたことではないはず。団体競技ならチームひとりひとりが一つの目標に向かって長年の苦労をその一瞬に結実させるために想像できないぐらいの練習と試練に立ち向かったこられた結果を、私たちが涼しい部屋でそれなり熱く観戦できるという幸福感にこそ、もっとも大きな動機付けを感じるわけです。家族に親戚に代表選手がいたら、今頃、北京行きの準備をしているはずですから。また、国際情勢も少なからず反映されてしまうオリンピックですが、テロ的な悲劇や国家間の淀んだ濁った利権争いのようなくだらない絵が競技の前後に見えないようにだけはしてほしいものです。
 個人的にやはり注目するのはいつも短距離です。4年の、いや、それ以上の試練の結果がほんの数秒に凝縮される100m走はやはりオリンピックの醍醐味だと思うのです。野球やサッカーやバレーボールはとにかく頑張ってほしい(って頑張ったから皆様そこにいるので、頑張れ!などとは言う筋合いではないのですが・・・)と思います。
 大型画面もブルーレイもないですが、100m走だけはリアルタイムで観るぞ!!!