北京オリンピック開幕ですね。

 壮大なオープニングでした。なんと2年の準備期間って、スケールが想定外です。さすが中国ですね。さまざまな歴史上のモチーフを人力・テクノロジー・コストを度返ししたような映像のひとときでした。心が奪われるという表現よりも壮大な中国の歴史を背負ったひとりのビジュアリストが持てる全てを注ぎ込んだ巨大な入れ物に、なんとも強力な吸引力で吸い込まれたような気分でした。宇宙に存在する概念としてのブラックホールが今まさに北京で実働しているような感覚でした。そして、世界の子どもたちの笑顔をプリントした傘の花が会場に咲いた瞬間、この地球上で一番大切にしなければいけない、一番優先しなければいけないことが明確に再確認できました。それ以外にないじゃん!って感じでした。それを優先しないで地球の上での人間の未来はないのですから。クレバーな大人でありたい。知識や知恵はなくともその心だけは失いたくないですね。北京に対するゴシップは賛否両論ですが、次々に会場を行進しておられる世界各国の選ばれし選手団の笑顔を見ていると、世界はひとつであるべきだと痛感します。しかし、スポーツというファクターですべての選手がメダルという目的で持ちうる能力・技量・経験値を競技する。こんなシンプルな4年に一回のイベントがアテネから発足したということを改めて再認識するにあたり、ギリシャの偉大さも痛感します。世界は大きいがひとつであるということ。争うなら美しくクレバーに争いたいですね。