確かに3つの力は大切。

 頭のいい人になりたいと思わない人はいないはずであるが、頭がいいとはいったいどういうことなのだろう?また、センスのいい人になりたいと思わない人もいないはずで、オリジナリティーの高い人になりたいと思いない人もいないはずである。いずれも「より頭のいい人」「よりセンスのいい人」「よりオリジナリティの高い人」という思考パターンのはずだから、誰かよりもそうであることが、何か得になったり満足感に満たされたりするからそう思うのだと考えている。
 では、頭のいい人とは何だろう?いろいろ自分なりにああだのこうだのと考えていたが、それを整理することは自分自身の仕事にも生活にもそれほど重要なことではないために、ただ、頭に浮かんだ時にそれを考えるという程度だった。そんな日頃頭の中でもやもやフワフワと浮いているモノが何キッカケでファインダーのピントが合うように、目の前の霧がなくなるように、見える瞬間がある。それは、整理した考察や仮説を書籍やWEBサイトなどで発見した時である。それらを読みながら、ああ、この著者はこのWEBマスターはちゃんと考えや仮説を整理してらっしゃるなぁ~と思うと、そこで、いっきにその内容へのテンションが上がる。そんな経緯で「頭のいい人」イメージが整理できた。
 ひとつめは、「物知りタイプ」であり、いわゆる記憶力や知識量が豊富な人である。多種多様な知識を持ち適材適所にその知識や知恵を引き出す力が頭のいい人がもつ一つ目の力。
 ふたつめは「機転が利く」というコミュニケーション能力に長けている人。いわゆる空気が読める人である。この能力は多くの経験や試行錯誤の中で得られる能力だから、時と共に衰えることがない。一旦身についた人がある日突然コミュニケーション能力が低下するということは少ない。
 三つめは「知的思考能力」である。目の前の問題に対する処理能力が高く、また、常に広い視野で物事を捉えることができ、その問題の解釈から解決方法へ導くいろいろな手法を持っている人である。この能力もコミュニケーション能力と同じで衰えることがない。
 現代は情報の時代だから、ひとつめの能力はPCさえあれば代行ができるが、他の二つはどんなモンスターPCを使っていようが、夢のようなソフトウエアを活用していようが、PCに代行させることは難しい。夢のアンドロイドが「最近はボチボチでんなぁ~」としゃべったところで、「電池抜いたろか!」で終わりだろうし、「君の考察には情熱が足りないねぇ~」と言われたところで、「で?」で終わり。つまり、3つの能力が高い人は「物事が立体的に見えている」からである。自分の知識や経験値に翻弄される人は二つ目と三つ目の能力とのバランスが悪く、世渡りノウハウだけの人は何かを創出したり人脈を作ることが苦手である。素晴らしい知的思考回路を持っているいる人でも知識も少なく空気も読めないとY教授のようなピエロとして自虐的に楽しむしか仕方ない。いずれもバランスが大切なんだなぁ~と、「地頭力を鍛える」という書籍を読んで痛感した。
 さて、ここからが肝心であるが、その3つの能力を高めることを頑張るとして、それは何のためという疑問が存在し続ける。このブログもそれを見つけることが目的のような部分もあるので、また、そいういうテンションになった時にこれをもう一度読み直してこの気持ちを思い出せたらいいかなと思っている。