Flashの活用方法。

 そこそこFlashの活用方法は知っているつもりですし、3.0のバージョンから使っているので、その機能については30%ぐらいは理解しているつもり。ただ、活用方法となると、どれだけ書籍を読んでもいい感じの発想になかなか繋がらない。それは、Flashの3.0を最初に動かした時のような気分なのである。単純にステージに描いた正方形が右から左に動くだけで感動だった。それが消えたり現れたりすることだけで何かとてつもないソフトウエアを使っているような気分になれた。オブジェクトを動かすという意識がそれまで使用していたソフトウエアではなかったので、1秒間に15フレームと言われても、その1秒という感覚が全然なかったので、どれぐらいの長さにすればどれぐらいの動きなるのかということだけで、いろいろ試行錯誤だった。それが、かれこれ2000年の10月である。そこからバージョンも8になり、実装される機能もえらいことになった。さらに上位のバージョンもあるがそれは手が出せないでいる。その間、世の中ではFlashを活用したWEBサイトが氾濫し、テクニカルにインタラクティブにアカデミックにエンタメにシックに楽しませてくれる。しかし、いざ、それを仕事で使うとなると、その効果や表現力の乏しさに我ながらあきれることが多い。素晴らしいWEBサイトを見すぎているから、そのレベルに技術的にクリアできても本質的にその着想レベルが出せないことがなんとももどかしい。Flash=複雑難解感覚的なWEBサイトでは決してないのですが、着想がとんでもないところから始まっているWEBサイトには舌を巻いてしまいます。どうしたらこの着想ができるのか?スクリプトやサーバプログラムで何かをするということはそれを記述すればプレイヤーは正直にそれを実行するだけだから、それほど難易度は高くない。しかし、着想や表現手法がキレているWEBサイトには舌を巻く。
 で、スタイルシートやCMSサイトも素敵だと思うが個人的にはやはり、FULLFLASHか部分FLASHに気持ちが向いてしまいます。それは、軽いからいい、重いから悪いという基準でも、エンジン対策がどうだからどうだみたいなアプローチではなく、それを訪問者の方は貴重な時間をさいて訪問してくださったのに、エンジン対策だからとか軽くスマートにだとかという発信側の勝手な意向で、楽しくないのはどうかと思ってしまうのである。ただ、動かしているから楽しんでくださいではなく、動きや見せ方や画面の転換に訪問していただけた「価値」を表現してFLASHはなんぼ。「FLASHは重くて動いているだけでストレスになるから使うべきではないですねぇ~」と言ってしまうWEBクリエイターは間違いなく、FLASHは使えない。情報は伝えるものだから、余計なことはせずにスタイルシートで見せることがWEBサイトの価値ですという考え方も正論だと思うが、そこはそこ、十人十色である。なんでも、自分が基準になってしまうので、どれだけ天邪鬼かがクリエイターの基準値の高低を決めると思っているので、世の中がスタイルシートならFULLFLASHで何かできなか・・・、逆にFLASHが熱いよといわれると、CMSでキレイなWEBサイトを創りたいと思ってしまう。
 で、で、FLASH最新バージョンを使ってゴリゴリクリエイトしたWEBサイトはあまり見ないなぁ~。きっと、皆さん、その波が来るまで爪を磨いでおられるのでしょうね。