Macのメリット。

 デザインの仕事においてMacとWinはどちらが優位なのだろうとよく考える。もうそろそろCSも4が出るという勢いでかなりPCに対する負荷が大きくなり、DTPデータの互換性や入稿する場合の形式を考慮するとそろそろ最新バージョンを活用し始めようかと思っています。が、CS2の時も結局手には馴染まなかった。馴染まなかった理由はいろいろあるのですが、新しい機能がそれほど現場では有効ではないという結論が一番大きな要因でした。それなりに新しい機能を市販のテキスト本でチェックはしているのですが、それほど最新という程の視覚効果は感じられないし、悪く言うと見た目だけバリエーションが増えても「デザインを創る道具」としては、逆に使いにくい構造になっているように感じた。それは、道具だから使いこなして慣れれば同じだとは思うが、一旦、8.0で作業的に問題がない状況から、ただ、新しくなったという理由で道具を変える気にはなれかなかったが正しい。慣れ親しんだ道具を捨ててリセットするほどの機能もなかったとも言える。しかし、一般ユーザーのシェアでは確実にCSは普及している。右も左も分からずCSを使っている人は「デザインの誤解」を楽しんでいるに過ぎないので特に購買を刺激し続けていただきたいと思うが、実は「デザインを創る」という感覚においては、どんどん、思考のベクトルというか潮流はソフトの機能から離れていっているように思うから、CSの思考に反応できないのかもしれない。しかし、WEBサイトコンテンツは違う。明らかに違う。FLASHやそれと連携させるソフトの新機能は確実に利に適っている。市場が変わることで、コンテンツがそれを追いかける。企画やコンテンツが選考してそれに道具が追随するという構図はとてもリアルで納得がいく。そのベクトルを軸に考えればイラレやPHOTOSHOPの最新バージョンの新機能は納得がいく。つまり、紙媒体はそれ単体で独立したメディアではなく、何か新しい価値観を創るという作業において、紙もWEBも映像も同じだということなのかもしれない。非常に個人的な見解ですが、それは、今更の部分で、そもそも、何かの価値観を創出するということは核は同じで、手法や表現にこそ試行錯誤が求められそれを形にするための道具としてのソフトウエアが開発されたという構図は20数年前と同じなのでしょう。
 で、MacとWinについて言えば、現在、絶対的にも相対的もMacに興味がない。どうするのか?appleは、iPhoneやiPodでお茶を濁し続けるのか、でも、それは長くは続かないような気がします。