Rag-lag/ANYTIME ANYWHERR

raglagsan.jpg
 「ジャズ、ボサノバをポップに奏でる。ありそうでなかったサウンド・・・。ラグ・ラグ待望のファーストアルバム」を今初めて聞いている。
 例えば音楽を聴いた感想を絵を描くことに例えるなら、白いキャンバスがある。何を描くか頭で考える。一筆一筆形を色を気持ちを筆で平面に閉じ込める。頭で描いたモノが手や筆や画材で絵というカタチになっていく。完成に向かって絵を描くと決して完成はしない。自分で自分の完成を決めてしまうことで苦い経験があるので、頭で描いた絵を再現しようと絵を描くと必ず失敗する。だから、「考え」と「目の前の絵」の間にできるだけできるだけ「余韻」や「願い」や「気分」や「感情」を出しながら、時に閉じ込めたモノを筆や画材で引き出しながら描くほうが絵がいい。しかし、いいと悪いで絵は描くことはしない。誰かに良かったとしても誰かに同じように絵は伝わらない。絶対に伝わらない。もう少し、踏み込むなら、伝えようとして描く絵も結果弱くなる。
 で、このラグ・ラグさんの音楽性はそれと同じことを感じてしまう。「こうだからこう考えて」とか、「これだけこれだけ思っていますからこう伝わって」と願う音楽には興味がない。だから、この音楽性は音楽が音楽であるべきベクトルを持っていると思います。初めて聞いた音楽なんだから、もっと、理由とか論理とか背景なんかを考えてしまうのが普通なのに、この音楽はいい。これで十分ですね。技術とかメッセージ性とか音質とか一切関係ない音楽が確かに8曲閉じ込められています。聞きたい方はこちらへコンタクトしてください。うん、いいですよ。今、2回目の4曲目です。
4枚をご好意で頂いたので、東京のあの人と大阪のあの人と沖縄のあの人に送ります。

http://rag-lag.com/