滋賀県は第29位!?

 本日の日本経済新聞に「地域ブランド力 京都府全国2位」という記事がありました。地域名称や名産品などがどう認識されて、ブランド力を持っているかを調べたそうです。「2008年地域ブランド力調査」の結果です。
 で、その詳細というか実際にブランドとしての商品などはリサーチしていないのですが、第1位は2006年も2008年も北海道なのです。そして第2位が京都、第3位は沖縄と。我が滋賀県はといいますとかなり下の第29位なのです。このあたりは愛媛県、香川県、高知県となり、低いのは茨城県、栃木県、群馬県。この結果を見ると、日本の両端がブランド力があり都心に近い地域は別にブランド力がなくとも安泰だということが言えるように思いました。細かくリサーチしていくと、それぞれの地域でいろいろな特産品があるのだと思いますが、この中の下状態の滋賀県をさらにブランド力を上げるためには何をしなければいけないのでしょうか?京都や大阪などのブランド力のある地域から隣接しているような位置関係の滋賀なのに、他の四国地方や東北地方や九州地方よりも下って。2006年の調査で滋賀県は第38位だったのが上昇しているのはとてもいいことだと思うんですが、やはり、地域のブランド力という視点では低いとなるでしょう。元来その地域が持っている観光資源や特産品をどのようにブランド力にすることができるのかという部分ですが、これについては、滋賀県の観光資源に関わる人たちの創意工夫力の問題なのか、潜在能力(観光地や名産品や歴史など)の高い地域はそんな自発的な努力がそこそこでも、外的要因で注目度が上がり、自然とブランド化に繋がったのか。たぶん、この相乗効果が現時点でのこの調査結果になっていると思うのです。さて、それでも、この第29位を10位以内に引き上げていきたいと考える場合、まず、打つ手は何なのでしょう?海外からの観光客や海外とのビジネスモデルの展開が盛んな現代。やはり、情報網を広く展開し、すでに今存在する観光資源への光の当て方を吟味することでしか、その地域が持つ潜在能力を外部要因に対して反応させることは難しいように思います。滋賀県に来て15年、いろいろなお仕事に携わらせていただき、知識は増えましたが、さぁ、それを国内県外に海外に発信となった場合、整理するのは難しい。もしかすると「整理できていないことがブランド力を弱めている。」なのかもしれません。アプローチの手法で言うと創出ではなく、再発見なのかもしれません。しかし、時代に沿った新しい観光資源を創造するという視点もなくすことはできない。それぞれの地域で先人の方が築き上げてこられたことに対してしっかりとリスペクトした上で、新しいムーブメントを育成する人がいてはじめて「地域のブランド力」とは何かを語れるのかな・・・と感じています。さてさて、スタートラインはどこなのでしょう?