夏目漱石とウェーバー。

 混迷の時代背景をどう読むのか今全世界が同じベクトルでこの問題解決に取り組んでいる。日本の政治への不信感や経済状況がちょうど明治維新の頃と似ているという理論を元にこの問題解決を定義している書籍を昨日買った。その書籍の名称は「悩む力」である。その中にメタファとして夏目漱石とウィーバーという人物が登場する。彼らの洞察が今の時代への問題解決の糸口にならないだろうかという著者の洞察である。夏目漱石は文学的にウェーバーは社会学的にとアプローチが展開されている。非常に面白い。まだ、10ページほどなのですが、まず、その書籍の中ある見慣れない語彙にワクワクする。最近はちまたでは漢字検定ブームらしいですが、これにはあまり興味がない。しかし、語彙を再発見することは引いては温故知新ではないが古き先人の知恵を借りこの混迷の時代を乗り切るひとつの大きなアプローチなのかもしれない。また、この書籍のポイントは自分自身の目線で切り取りこのブログで紹介させていただくつもりですが、まず、冒頭にこんなニュアンスのことをこの書籍の著者は記述している。
 現代社会のストレスの構造とは、「固定観念と変動する価値観との摩擦」と書いている。確かにそう言われるとそう見えなくもない。ある一方ではこの摩擦を「第3次世界大戦」まで展開している方もいるようですが、これもある意味人間の業である。しかし、そこは歴史から学んでほしいと懇願するばかりですが、世界がそうなったとして何が変わるのかをちょうど100年前に漱石とウェーバーは考察している。これが驚愕である。ひさびさに語彙をかみ締めながらドキドキしながらこの書籍を読んでいます。