デジタルコンテンツの保存願望。

 独身時代ほどポケットマネーに余裕がないので、自由にCDやDVDや書籍や画材やソフトウエアやハードウエアが手元に入手(購入)できなくなったのでそれを愚痴っているだけかもしれませんが、こんな時代だから、あまり無駄遣いはしなくなりました。いやいや、これまで買ってきたものが全て無駄だとは思っていないのですが、よくよく振り返ると無駄も多かったかもしれません。この場合の無駄とは何だという疑問はさて置き、衣食住に関係の無いモノ、つまり、嗜好品と呼ばれているモノは何故買って手元に置きたいのかという気持ち・こだわり・願望のお話です。
 例えば、映画が好きだから、映画館で観る、テレビで観る、DVDで鑑賞するということ。でも、たくさん存在する映画の中から、「これは絶対に金を貰っても観ない映画」と「この映画は必ずDVDを買って手元にいつでも観られるように置いておきたいという映画」この違いは何だろう?レンタルショップに行くとAからZまでいろいろな作品があり、芸術的な社会的な感傷的な妄想的的な本能的な様々な作品がある。その膨大な作品の中から何かをチョイスする時の規準とは何だろう?そもそも「好きだから」の好きとは何だろう?この視点は何もDVDだけに適用される視点ではなく、人に出来事に仕事に社会に経済に文化にとそれぞれの人の中にある規準が日々変化しながら、変化されられながら時代の潮流になっているはず。
 で、情報化時代の氾濫する情報とこの保存願望の間にある、奇妙な化学式が言わば引いては「生き方」と言っても過言ではない程度の存在だと思うのです。これがDVDだから理解しやすいのですが、米だったら、家だったら、伴侶だったら、税金だったら・・・となると、右や左の話になるので割愛しますが、今このブログを書きながら、ラックに並んでいるDVDを観ながらそんなことを考えています。そして、ブラウザのお気に入りに入れている先行予約の「WALL・E」と「WANTED」のDVDの価格を見ながら、これが自分自身の願望の数値なのかな・・・と。