主語の認識が・・・。

 人間の脳はそれが自分が発した言葉であれ、他人の言葉であれ、主語を無視しようとするらしい。なるほどなるほど、以前、若い頃、友人の進めで「自分を発見しようセミナー」に儀で参加した。3日間である。かなりの友人だから実現したのですが、今なら普通にスルーなのですが、この時ばかりは熱心に進められたので了解した。で、そのセミナーで同じようなことを体験させていただいた記憶が蘇った。確かにそんなところはある。例えばまったく縁もゆかりも面識もない初めて、生まれて初めて会った方の前に座り、その方のことを分析して、言葉を投げかけるというセミナーの1プログラムなのである。ある意味いい経験ではあったが、空の上の自分はあきれてものも~状態でした。
 で、好き勝手に放つ言葉が全て実は自分に言っていることだった・・・ってのがオチなんですが、それは、医学的に脳の機能なのだろう。それは、人間が人間として進化するに必要不可欠だった、共存するために必要な機能なのかもしれない。つまり、「お前は馬鹿だなぁ~!」と言っても脳は「馬鹿だなぁ~!」としか理解していない。逆に「君の作品は素晴らしいですねぇ~!」と言葉を発することで脳は「作品は素晴らしいですねぇ~!」が「私の作品は素晴らしい!」と誤解するらしい。だから、自分のつばのお話と同じ。なんでもかんでも返ってくるんですね。主語なんて実は言語上の約束であって、本来言語を操る人間という生物は、動詞と目的語しか理解していなということになりますね。これって「なるほど」です。非常に抽象的であり、論理的。