3時間1,200円のマンガ道場。

 東京・秋葉原に開業した「クリエーターズカフェ 秋葉原制作所」にアマチュア漫画家向けの貸しスペース。20~30代の会社員がここに訪れて自分の趣味のマンガ制作をするらしい。そして、制作された作品は専門書店やネットを通じて全国の愛好家に販売されるらしい。これもなんともストレートなメディアだろうか。秋葉原だからできることかもしれないし、視点を変えれば、どこでも出来る展開である。愛好家はどこかにいて「つながり」や「ふれあい」を渇望している。それを捉えてのビジネスモデルだろう。しかし、3時間1,200円はそう大きなビジネスモデルとも言えないし、例え専門書店で販売するにしても、大きなマスにはなりにくいレアな世界である。しかし、このビジネスモデルの着眼点を持っている人は考えるだけでなく行動できる人だと思うし、組織ではなく、自分の判断でこの展開を着想して具体的な展開を起こされたように思える。私もマンガは大好きだし、もしも今でも東京で会社員をしていたら、仕事終わりで「つながり」を求めてここでマンガを描いているかもしれない。決して、大きな波は起きないもののこのタイプの展開は波及力があると思います。予算があるから短時間に人を集めるだけの工夫の無いイベントが氾濫しているが、その波及力や訴求力は薄い。危機感が伝わらない人に危機感の意味を持たせ「つながり」を期待しても意味や定義を理解してから、自分の血や肉になるには時間がかかる。意味や定義も身体に合わなければ消化できずに排出される。危機感の無い方はそれらのサインを輩出してきたから危機感の実態が理解できない。絶対の意味において自発である必要がある。
 で、マンガ道場がWEBサイトになったりしたらぜひ訪問したいと思っています。20区画3時間1,200円で成立するビジネスモデル。その可能性は以外と巨大かもしれない。素晴らしい着眼点だと思います。