ハローワークで天職!?

 「ハローワーク」には行ったこともないし、そのシステムやサービスに対して具体的な不満があるわけでもありませんが、「ハローワークに天職を探す人たち」みたいなニュアンスの記事を読むと、この表現はもっと別の表現がいいような、いろいろな物事の定義や価値観が変わってきているとは言え、「天職」の定義や使われ方さえも変速しているような・・・。そもそも、この最悪最悪といわれている日本経済において、さらに削減がエスカレートする予兆があり、派遣社員さんやアルバイトの方が削減の対象になる段階から、正社員さえもその対象になっている現状があり、こっそりと現在の職場にはオフレコで正社員の方たちがより安定した職場を探してハローワークに殺到しているらしい。1名募集の枠に100名が集中するということはもう当たり前の状況であるらしい。なんとかなんとか踏ん張ってこの100名にならぬよう頑張らねば・・・。
 で、この場合の「天職」がほんとうにハローワークにあるのか?という疑問についてですが、神は信じないので「天からの声を聞いて今の仕事をしている。」というわけではないので、そもそものそもそも「天職」という語感も緩いのですが、この場合の「天職」とは、「自分の理想の職場」とか「自分自身が最もやりがいのある職場」という意味になると思うのですが、では、親の仕事を継いだ2代目や3代目が天職という場合もあるだろうし、継承するよりも、別に「理想の職場」や「やりがいのある職場」があれば変速は発生する。が、そこまではたしてこの100名の人たちは仕事に対して「天職」とは何か?まで考えているだろうか?という疑問がある。改めてハローワークには行ったこともお世話になったこともないし、これから、お世話になるかもしれなし、お仕事をいただけるかもしれないので、闇雲には否定できないのですが、「そこで天職を探すなよ、そこには絶対に天職なんてないだろう・・・。」と、思わずツッコんでしまった。もっともっと、そのような状態になる前に腹を括るポイントがあったはずじゃないのかと。大きな意味での原因と結果であり、よりパーソナルな原因と結果の末のような。釣り針にエビをつけて海に投げ込めば欲しいタイが釣れる時代ではなく、タイが欲しければ自分で海に潜って自分の手で一番いいタイを捕獲するぐらいのスキルが求められている時代のような気がします。泳げない私にこの表現はリアリティーがあまりないのですが・・・。