X-MEN ZEROという仕掛け。

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 映画には全てが詰まっていると思う。そして、古今東西あらゆる数多の映画に必ず登場する主人公がいる。物語の主役である。映画は何で決まるのか?監督かもしれないし、原作かもしれないし、音楽かもしれない。また、制作費かもしれないし、プロデューサーの手腕かもしれない。しかし、この映画は間違いなく「ウルヴァリン」という存在であると思う。映画に登場する主人公には必ず物語がある。それは、生きていた人、生きている人それぞれの頭の中にある内と外との連鎖の仕組みである。誰もの思考の中心には必ず自己がある。それをどう位置づけるかについてこれまた数多の定義や方程式が存在する。その上で「自己」とは何かを考える。映画を観る際のひとつの視点としてこの自分自身の中に存在する自己と映画の主人公との連鎖がいかに、いかにかがその映画を大きく左右していると思う。そこに肯定も否定も無ければそれが関連性における自己の実態である。

 自由に空を飛ぶ主人公、いくつもの困難を乗り越え自分を見つける主人公、醜い世界で美しい世界で存在価値を求める主人公、比較や挑戦や葛藤が限られた時間の中でいくつも交差する時、そんな主人公達は光になり影になる。それが映画のひとつの醍醐味だと思っている。

 で、この映画である。ウルヴァリン、なぜこんなにも惹かれるのだろう・・・。まだその理由は分らないが、9月11日にそれが分かるかもしれないし、分らないかもしれない。これだけ一人の主人公に引き込まれるケースは本当に稀である。楽しみです。1・2・3とDVDをいつも時間があれば観ているのに、このZEROはまた違った味を感じています。

◎こちらで確認してみてください。予告篇ですが・・・。