模倣と学習の関係。

 書籍「ミラーニューロンの発見」がとてもとても面白い。「物まね細胞」が明かす驚きの科学~というサブタイトルのニュアンスで本体もとても面白い。ほんとにいろいろな脳生理学の書籍を読みあさってきましたが、どれも、概念的で仮説がほとんど。どれも人間の脳に近づいていく感覚が感じられないままずっとモヤモヤしていたのが、この書籍を新聞広告で発見して、「これはいいかも!」と入手したのですが、これがなかなかいい感じです。大きな意味ではこれも発見と言っても100%実証されているような感覚ではないのですが、ここから根本的な脳に対するアプローチのフレームが実は最適なように思え、非常に1ページ1ページ、まるで、自分の感覚の中に踏み込むような気持ちで読み進めています。イタリアの神経学者なので事例が世界的すぎるので確かにピンとくるというところまでなかなか瞬時に行けない辛さがある(自分の無知に起因していることは現実として・・・)のですが、それでも面白い。

 例えば、これは本文からの抜粋なのですが、「人間は好きなことをしていいとなったら、たいていお互いの真似をしだす。」とあります。これは、エリック・ホッファーの言葉らしいのですが、ここから、ミラーニューロンを洞察していく下りは圧巻です。これを何かの企画書や仕事のプランニングに活用したいと考える以上に社会心理としてのこのアプローチはあらゆることに関連づけられ、目からうろこレベルのリアリティーを超越したところで何か新しい創作に活用できないかと・・・。逆にこれを意識し過ぎてノイローゼにならないように注意注意。しかし、時に無知で楽天なタイプはこの程度では鬱にならない特性があり、鬱を逆に楽しむようなストレスジャンキーなところで適度にミラーニューロンについてリサーチをしているていなのです。

 で、模倣と学習の関係は非常に面白かったので、また、このブログで紹介します。