堂本剛君はとてもいい。

 子どもの頃からテレビが好きなので頭の中の情報(45歳分)のたぶん15%ぐらいはテレビからかもしれない。それほどのテレビの中から特に音楽番組について。たぶん、最初の記憶は紅白歌合戦からだと思うが、そこから、ヒットスタジオやベストテンなどがあるわけですが、中学の頃だったと思います。初めて「ジャニーズ事務所の~」みたいな系のタレントが出てきた頃。クネクネ踊りながらイケメンたちがなんとも不思議なダンスを披露する歌?歌は七の次。そんなジャヤニーズの歴史の中で「ダンスが上手い男」はいたが「アーティストとしての歌を歌う男」がいただろうか?どんなにイケメンでダンスが上手とは言え、歌唱力というかアーティストとしての表現力も含めた存在感が上中下の3ランクで中に入る男はいなかった。増して、上など0だったように思います。歌以外の話題でタレントとして芸能人としてなんとか成立している男たちばかり。「人気」とは何であるかをこのオフィスの創設者はビジネスとしてしっかりとモノにしていることは間違いないが、名実共にその論法の上で踊っている男たちの存在感は「下ランク」の中の3段階のいずれか。が、それに反比例して「人気」があることでその極端なバランスを一定のレベルでキープさせるオフィスのチカラ。しかし、堂本剛君は違う。あきらかに違う男である。

 で、何がどう違うか。例えば「アーティストとしての表現力も含めた存在感」としてのモノサシとして同年代を探しても適正な男が見えないのですが、女性で言えば絢香さんがいるが、歌詞の世界観とか歌唱力とか楽曲のクオリティーとかも含めての「アーティストとしての表現力も含めた存在感」は同位だと思います。もちろん、この位置に他のジャニーズの男たちはいない。確かにキャラでいうと光一君と比較すればボケのような存在ではあるが、ピンでマイクに向かう時にはバグツンになる。つまり、これだけテレビが好きな一般のおっさんが観ても堂本剛君の世界観は圧倒的でした。テレビでいいものを観たっていうのはこういう瞬間ですね。それにくらべ、4~6人、もしくは14人もカメラの前でクネクネクネクネ、メッセージもスタイルもない楽曲をあれだけシャラシャラと歌える男たちの才能って逆にスゴイのかもしれないですが・・・。人気を得るためには高レベルの「勘違い力」が必要であることはそれらの映像を観ながら感じさせていただける、これもまた「テレビを256倍楽しむ方法」のひとつですね。