モノヅクリの難しさと・・・。

 昔(20年ほど)と今ではモノヅクリという視点で何か新しい造形物やメディアへの発信情報やデザイン関連などモノヅクリは難しくなったのか簡単になったのだろうかと考える。世の中の景気が落ち込んでいることはモノヅクリにかけられるコストに直接影響するのですが、そんな危機感のある時代だからモノヅクリの差別化力が結果を大きく左右する。作り手も受け手もそれをしっかりと理解しているから、テーマに対して、ターゲットに対して、価値のあるモノヅクリに集中しているのが常なんだろうと思います。新しい商品のアイディアや売り方やPRの手法などもインフラの整備がその形態を大きく変化させてきたような印象があります。その結果、作り手にしてみればデジタルツールで作る過程の表面的な部分を見れば誰でも簡単にいろいろなモノをアウトプットできる環境が整っているので、手軽に思いついた時に必要なモノを作り発信できるメリットがある。生活必需品もより便利で安価でお値打ちなモノが人気であるが、嗜好品と呼ばれる価格の割合の中に価値観の割合が比較的必需品などのカテゴリーよりも大きいモノはより取捨選択され市場に受け入れられたモノだけが展開を許される。衣服や娯楽の分野で言えばそのニーズはどうだろう?そこにもモノヅクリの人がいて、商品の開発に取り組んでおられる。市場の変化に対応して一歩でも半歩でも先を見据えモノを世に送り出している。

 で、デザインとかWEBサイトっていう分野ではいったい何が起こっているのだろう。コストの視点と価値の視点で言えば生活必需品と嗜好品のどちらの分野なのだろう?また、デジタルとアナログのニーズについてはどうだろう?必要性と芸術性とか生産性・機能性と拡張性・訴求力の間でここだというポイントを見極められないもどかしさが常に付きまとう。それが昔(20年ほど)前と比べてどう変化したのだろう?いろいろな場面でこのことは振り返りますが、未だ不明。今がよく分らないというのが正直なところです。が、逆にそれはそういうモノで未知数であることがある種の価値ならばこの苦悩は意味がないのかなぁ~とも考えます。その部分、デザインの現場のクリエイターの皆様どうでしょう?