なんとなくの3冊。

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 「昆虫 驚異の微小脳」「ニッポンの評判」「健康という病(やまい)」はいつものことながら、気持ちをリラックスして心を解放して無作為に書店をぶらつき心に止まった3冊である。併読ジャンキー(中毒者)である私が仕事やフェイバリットファンモード以外の時に感覚的に何かを読みたい時に入手した3冊です。これに限らず見事に多ジャンルの本があり、途中でハズレ観に襲われ最後まで読めなかったりすることもしばしばなのですが、この時は体調が優れていたようで、この3冊それぞれに50~70%ぐらい読んでいますが、どれも、いい感じですね。

 まず、「昆虫 驚異の微小脳」については、なぜ、「昆虫」なのか今ではこの本をチョイスした判断基準が思い出せないのですが、まぁ、なんとなく、「昆虫」だったのです。最初は昆虫に対する著者のリスペクト感覚がなんともレアで良かったし、ハエやハチの本能の部分でその微細な身体の構造と学習能力についてのいろいろな分析と著者の昆虫に対する愛情がなんともいいテンションである。このまま最後をどう締めくくるのかが楽しみ。ひとつ、ファーブルについてもコメントしておられたのですが、なかなか。

 で、「ニッポンの評判」は各国に在住している日本人がその地の文化に触れて「愛する母国」がどのように評されて、お互いの文化の違いやその違いから生まれる「あたたかい話」「シリアスな話」「笑える話」の数々がちりばめられている。在住している人だからこその部分でその国民性とニッポンの不思議な繋がりや深い深い溝が見えるような気がしてとてもフラットな気持ちで読める感じがいい。たぶん、我が国を擁護するしないというよりも、どれだけフラットに自分の中にあるニッポンを形骸化できるかに尽きるように思います。でもでも、やはり、不思議な国ニッポンです。

 で、で、「健康という病(やまい)」は先入観のほどき方をニュアンスとしてフィーリングとして感じたいので選んだ一冊。そもそも健康とは何なのか?ということに対して明確な答は普遍的には存在しないと思っているのでその上でこの著者がその叡智で「健康」をどう分析しているかを知りたかったので入手した一冊です。つまり、健康とは心の健康なのか、生物としての人間の機能面・ハード面の理想形を言及するのか、引いては(かなり俯瞰しますが・・・)精神・宗教的な意味・背景での健康のロジックがあるのだろうか・・・などとそのタイトルとインデックスで感じたので入手した一冊です。

 バラバラに読んでいるのでたぶん、それぞれ3冊に対して自分の中の結論が出るのはこの3冊を読みえ終えてからしばらく時間がかかるだろなぁ~と感じている3冊です。たった3冊で、¥2,000そこそこでこれだけ思考の迷路で有意義に楽しめるモノって、たぶん、書籍以外には存在しないでしょうね。