丸山茂樹国内10年ぶりの首位。

 国内のゴルフブームは現在、石川遼君が完全に牽引している構図があり、現在賞金ランキング1位の池田君との話題が一番旬です。そして、昨年マスターズで4位に入った片山さんの存在もゴルフブームをしっかりと基礎の部分で支えている構図があります。しかし、とはいえ、やはり、個人的に誰かを応援するとなると丸ちゃんを応援していることに気がつきます。新聞でも一番最初に探すのはずっと丸山茂樹の文字。海外で活躍していた時でも日本ツアーの紹介の下の部分に海外ツアーの記事があったりするのでその文字の中に丸山茂樹の文字を探していました。そして、今日の新聞で丸ちゃんが10年ぶりに国内のツアーで首位にいることを知る。とても嬉しかった。

 記事を読めばずっと不振が続いている。間違いなく技術レベルは世界のトップクラスであることは過去のアメリカ本土での3勝の軌跡を振り返れば揺るがない。いくら日本のツアーで100勝しようが、25勝して国内の永久シードを持っていようが、そのようなことは比較にならないぐらい海外での3勝は大きい。しかし、怪我で体調を壊されコンディションを落としておられることはいろいろなニュースや雑誌で知っていたので、早く、日本に帰ってきてほしい。そして、テレビで丸ちゃんの雄姿を1秒でも観たいというのが正直なところで、それも、不振なのか国内のツアーでさえあまり丸ちゃんをテレビで観ることもなかった。が、現在首位。しかし、そのコメントを読むと諸手を上げて優勝を応援する単純な気持ちになれない。その記事を読むとどうやら不振は怪我やコンディションの問題とプラス、イップス的な部分も若干あるような印象でした。

 丸ちゃんのコメントは「僕は人生のジャブを石川遼君たちよりも相当たくさん受けている。単純に今首位にいるから優勝を狙うという気持ちにはなれない。」と。う~ん、「人生のジャブ」か。誰がどう判断しても歴代の誰しも成し遂げられなかった「アメリカ本土での3勝」なんて、日本人で誰ひとりいないのに、たくさんの選手が挑戦して打ち負け挑戦して打ち負け帰ってきていたのに、9年間シードを守り、間違いない素晴らしい3勝を獲得した選手なんて日本人に丸山茂樹只ひとりなのに。う~ん、このコメントは重かったですね。「人生のジャブ」かぁ~。脇目も振らず猪突猛進している若い選手にはなりの魅力がありますが、やはり、このコメントを新聞で読み、プロゴルファーとして一人の人間として、やはり、丸山茂樹は最高のプロゴルファーだと思わざる得ない。優勝とかもういいので、元気に笑顔でプレイをたくさん日本のファンに見せてくださいまし。

 人間40年以上生きていると忘れられないいろいろな「人生のジャブ」を受けている。それが、身体にも心にも癒えない傷となり今にのしかかる。それを克服するのではなくそれといい関係を結ぶことがさらに人生を厚くするのだと丸ちゃんは言いたいような・・・。