2010年いろいろ想うこと。

 ゆったりと新聞を読む時間ができたこと。貯め込んでいたいろいろな書籍をゆっくり楽しめたこと。仕事場もガッツリと時間をかけて整理ができたこと。なかなかできそうでできないことがこの年末年始にはできたので準備万端、明日からの仕事に気持ちを入れ替えております。新年だからと言っていきなりトップスピードにはならないのが常。ゆっくりとローギアでいいのでトルクを上げていきたいと考えております。2009年できなかったことや、中途半端で終わったことなどもこの年末にしっかりと整理できたつもりですので、ひとつひとつ確実にカタチにするべく2010年もマイペースで確実にリアリティーのある質量のある時間を目指していきたいと思っております。

 仕事の面ではまだまだ厳しい状況が一転する予兆などはありませんから、やるべきことをしっかりとクリアして前進していきたいです。具体的にはいろいろな企業様での販売促進・広告費は削減の方向であることは間違いないのですが、しかし、企業が存続するために、また、商品を訴求しブランドイメージを浸透・確立するために他社との競争能力の高い独自なデザイン表現や商品企画というのはどの時代も同じ。ただ多様になった多様になったと氾濫するデジタル表現でつけ刃な表現やパッケージ商品の流用で「そこそこ感」でいなすのか、こんな時代だからこその部分でガッツリと商品のコンセプトや営業・販売組織づくりから「企画を再構築」させプライベイトブランドの確立に向けて自社のポテンシャルを高める方向でリサーチ・模索・探究を続けるのか、それは企業理念に沿っている必要もありますが、今後のルートを縮小するのか、現状維持となるのか、はたまた、大きな展開を期待できる道に変えられるのかの大きな意味のある分岐点です。

 何もこのことはお世話になっているお得意先のお話だけではなく、自社にも十分適用できる大切なポイント。お客様からのご意向に確実なレスポンスとそれ以上の付加価値をレスできるように、日頃の切磋琢磨が多様なニーズを上方向のベクトルに変えられる唯一のアプローチだと思っております。大きなビジネスチャンスもやはりその場しのぎでは中身が伴わないことも昨年は多く学びました。これを活かすためにも、少しづつ市場のニーズ、時代のニーズを小さい会社なりに捉え、可能性が見えたならそれ相当のリスクも覚悟の上、「トライ&エラー」ありきでガチで取り組まねばと考えております。所信としていかようにでも文字化することはできますが、言葉力と実行力のバランスを見誤るとそれは数字になって跳ね返ってくるので、「確実性7:先見性3」ぐらいで本年もいい意味での右往左往をしていきたいと考えております。

 ビジネスのスピード感は加速していると言いますが、リアルな世界では、ビジネスの風は常に舞っています。無風でも海を渡る能力が必要です。強烈な向かい風、じっと、その場所で強風をやりすごすことも必要です。追い風が来たときにその風に乗れるように船に貯えを貯めることも帆を強くしておくことも大切です。これまで乗ってきた船の状態を常に確認しながら、今吹いている風を捉える感覚を研ぎ澄ますことが一番大切なこと。船は空も飛べなければ海中を行くこともできません。ビジネスのアウトラインとディテールがしっかりと見える望遠鏡も、どんなに磁場が動いても指針がぶれない羅針盤も必要です。そのために何が必要で何が必要でないかを見極め舵を調整したいもの。そして、絶対にワンピースはあると信じる心。最後はその力だと思います。そんなことを思う1月4日でした。