自分にしかできないこと!?

 大阪モード学園の生徒募集CMで「自分にしかできないこと。」というフレーズがある。一見、それは実しやかに思える。夢や希望にあふれて学校への入学を希望する方は多いだろう。義務教育を経て社会に出るというプロセスで誰もが一度は「自分にしかできないこと」は何だろうと考えたはず。その絶対量はどうであれこのアプローチはかならず誰の心にも起伏するニキビのようなもの。が、ホルモン!?が安定すれば成長期を過ぎいろいろなことが適正値になる、と同時に均一化こそが社会の在り方と知る側面を持つ。これが「大人」だと20代の頃、目上の方に言われた経験もあるはず。諭されるわけではないが、社会人として・・・みたいな部分で「こうあるべきだ」や「こうでなくてはならない」みたいなベクトルで心の起伏を整理する。と、誰もがそうだと安心したい気持ちと、輝いている人をみて「ああ、あの人は自分にしかできないことを邁進したから輝けるんだ。」とジェラシーにジレンマする。比較することは自己を均一化させていないからなのか、比較自体がすでに均一化なのか?

 で、もし、今、17歳なら、大阪モード学園のこのCMをどう受け止めていたのだろう・・・?もう、そんな昔のことは思い出せないが、自分については結構考えている。特にアートやデザインの仕事を40歳になり展開している人はこの部分についてどう自分と折り合いをつけているのだろう。私はまだあきらめてはいないが正直な部分であるが、妥協もこの中には含有しているだろうし、楽天家の自分もこう考えて心の衝動を抑制しているという面も多分にあるだろう。複雑な心の仕組みはなかなか一度にリセットできない。今、「自分にしかできないこと」は何?と目を輝かせた10代の方が目の前にたら、そっと、目を反らすのか、反らさないのか?大人の理論を並べるだけ並べた煙の中に隠れるのか。

 逆に大阪モード学園関係の人たちはこの切り口でいいのだろうか?という意味で逆に大阪モード学園に興味がある。カエラちゃんのCMソングも契約は終了しているというのに何故か印象が深かった。