「やっぱり、打ち合わせが必要なんです」の間違い!?

  本日到着した某社からのメルマガにはこうある。「伝えにくいクリエィティブの細かいニュアンス。もっとうまく伝えられたらと感じているのは、貴社だけでなくお客様や取引先も同じです。しかし、お互いそう思ってはいても、電話やメールでは伝わらずに結局、「訪問して同じPC画面や印刷物を見ながらのディスカッション」を繰り返していませんか?こんな昔ながらのやり方では、作業効率が上がらない上に、交通費と貴重な時間を浪費してしまいます。「それでも、打ち合わせが必要なんです」という方もいますが、本当にそうでしょうか?スピードが求められる世の中で、果たして細かい調整のための打ち合わせが歓迎されるでしょうか?そこで、一石を投じます。電話で会話をしながら、ちょっとしたニュアンスにすれ違いがあると感じた、その瞬間にこちらのPC画面をお客様や取引先に見せることができたらどうでしょうか?訪問日時を調整して、交通費と移動時間を費やして、打ち合わせをすることに比べて、貴社にとっても、お客様・取引先にとってもメリットがあります。さらに、その素早い対応と最新のテクノロジを使いこなす貴社への注目はさらに高まるのではないでしょうか?」ということ。この中には25%だけ真実が隠されている。

 それは、「電話やメールでは伝わらない何か」が確かにあること。「その素早い対応と最新のテクノロジを使いこなす貴社への注目」も確かにある。が、必ずテクノロジーには側面がある。全てニュアンスが伝わればいいのかという疑問もある。例え時間とコストを削減して新しいテクノロジーを活用しています的なコミュニケーションをしても、伝わらない時は伝わらない。そして、最新のテクノロジーを使いこなしているから、伝わらないことが伝わるとは到底考えにくい。ならば、いくらPCでお互いにFACE TO FACEでも、たぶん五感には響かないだろうと思います。それが、ニュアンス的に75%は難しいだろうと感じました。作業効率だけ追求しても「コミュニケーション」の質は向上するしないが25:75のような。

 が、ただ現実的に顔を見てコミュニケーションをとりたいのにとれない場所の方とのコミュニケーションにはこの機能はとても有効だと思います。百聞は一見に・・・のとおり言語だけの情報は確かに視覚情報の100分の1程度だと言いますし、つまり、見ているという状況は視覚の情報がプラスされ、表情やジェスチャーやリアクションのスピードなどの情報が人間の視覚から脳への伝達ディテールには含まれている。それが、この機能でどこまで可能か?が疑問ですね。コミュニケーションするためのTPOを微細に人間はロジックにテクニカルにチョイスしている。最新のテクとはいえ万能ではない。だから、「打ち合わせは必要なんです」。