外山さんにハマッテ・・・。

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 「しなやかな発想、思考を実生活に生かすには、どうしたらいいのだろう。たんなる思いつきをアイディアにするには?企画、営業、レポートなど仕事や勉強、きらりと光る会話にまで、大きく影響するアイディアのポイントは?学校や会社では教えてくれないアイディアの作り方を教えます。日々の暮らしを賢く、美しく、そして面白く生きていけるように。「思考の整理学」実践編。」とこの「アイディアのレッスン(外山滋比古:著)」の裏表紙には書かれています。完全に、「思考の生理学」の流れで外山さんについて2冊目です。なかなか、このテイの書籍を買って良くっても2冊目に手を出すことはほとんどないのですが、外山さんにはかなりはまっています。どれぐらいはまっているかというと、「思考の整理学」は海外に在住のクリエイターの方2名に思わずプレゼントした始末。ひさびさに同じ本を3冊買いましたね。

 で、アイディアについて企画・デザインの仕事をしていると「まさに!」なのですが、自分なりにこのノウハウやチップスはたくさん普通の仕事をしている人より保管しているつもりでも、さて、それを自分の中に体系化できているとは言い難い。しかも、テンションの低いビジネス書から何かいいフレーズが過去に連発されたかと言えば、かなりそれも厳しい。ビジネス書って、とっても分かりやすい反面、文脈が弱いというか、一次元の内容ばかりなので、目の前の文字を信じるか信じないかというタイプの人になら、そのアプローチで正解でしょうが、文脈を反芻したり、他の事例と瞬時に比較したり、自分にもそこそこの考察があるテイで読むにはちょっと厳しい。

 過去に人に進められた小説の始まりの数行で嫌悪感がいっぱいになり、読まなかった小説の数は限りないのですが、そうなると、二度とその著者には近づかなくなる。まず、自分でそれを買うことは一生なければ、手にとって斜め読みもしない。それはあまり読書の視野的には損をしているのかもしれませんが、どんなに進められても、それらの著者には心のメモリは動きません。そんな感じで書籍を判断してしまうタイプの人でも、目的を持って購入した書籍は自分の判断力を信じて読み切りますが、なんでしょう、人にいいと進められるのが苦手なのに、人には進めるこの多重な感じ。

 でも、外山さんはいいですよ、ぜひ!!!