皮膚感覚。

 人と人の関係は理屈や理論では割り切れないと言われているいますが確かに。例えば、オンラインショップで何かパソコン周辺機器を買うや、机や椅子を買うということでさえ、WEBサイトを認知してデザインを確認して価格を確認して納品発送方法や支払いの仕様を確認する際、同じ条件のオンラインショップが2件存在した場合、もしくは、価格は微妙に異なる場合、他の変数も検討する、が、微妙に同じ条件の場合、最後の決め手は何だろう?という場合。仕様や機能が同じソフトウエアや素材写真・映像CDの場合などは、検討する要素がほとんどなくほぼコストで決めている場合が多く、そのジャッジでまず間違いないのですが、仕様も価格もいろいろな要素が同じという2者択一の場合、最後の最後の決め手は何か・・・。

 それは、いろいろな意味での「信頼感」が大きく左右する。この「信頼感」を細かく分析・分解していくといろいろな要素があり、これは、デザイン戦略やブランド戦略が基本的には担う部分のように思います。もっと言うとそのショップさんに「人間臭さのいい部分」がより強く感じられれば、最後の決定はそちらに確定する。すると、情報の発信側がより多くの商品を市場に展開したいと考える場合、商品のポテンシャルは高くしなければいけないが、それと合わせ技として、どうしても、他社との差別化という部分や中核競争能力の部分で、「イメージ」や「知名度」や「コンセプトの明確さ」、もしくは、それを扱っている担当者の方のポテンシャル(人柄や存在感やアピール力)が上記の「信頼感」ととても密接に関連している。

 つまり、同じ商品を販売しているお店が2つあり、いずれも条件が同じ場合、「信頼できる人」がいるお店で人は商品を購入するということが、日常茶飯事起のように思います。情報が氾濫して飽和している時代において、他社との比較や商品へのリサーチは凄まじく簡単になりました。しかし、最後の決め手はその商品の機能や性能プラス、その情報を扱っている人の感覚、それも、皮膚感覚として、画面に広告物に、そして、実際の商品にそれがあるかないかで市場は反応するように思います。実際、私も何かを検討して決断する場合、そのようなことが心の中で起こっているように自覚できる部分がとても多い。

 五感の中でも一番敏感なのは意外と「触覚」かもしれませんね。