1992年12月号「デザインの現場」。

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 ぶらりと中古書籍屋さんでゲット。テーマに魅かれて衝動買い。しかし、これが¥105。で、中身はと言えば十分に¥1,800(税込)分の価値がありました。どうやら、この時代の海外のコミック分野の巨匠達を特集していました。この時代(今でもそうかもしれませんが・・・)、フランスではマンガのことを「バンド・デシネ」(Bande Dessinee)、もしくは略してDBと読んでいたらしい。これは「デッサンが帯のようにつながっている」という意味らしいです。ほとんどの作品がオールカラーで、絵本作家が一枚一枚丁寧に構成を構想していたらしい。これがなかなか刺激的なのです。1992年の情報に改めてドキドキしてしまいました。

 これが書籍のGREATな部分でしょうね。1992年なのに、2010年に見ているというリアリティーでドキドキ、内容のディテールにドキドキ、そして、それを今手で1ページ1ページ捲りながら見ているというドキドキ。このドキドキは絶対に携帯デジタルデバイスやWEBコンテンツには出せないクオリア。それは3Dでクリクリ動いても同じ。書籍の中身が動き出したとしても同じ。そのドキドキは絶対に技術とか手法ではないのです。一定の時を経るということがリアリティーの品質を上げているのだと思います。

 たまには、中古書籍屋にも行ってみるものです。