世界をリードする!?

 「超伝導送電」「外国人雇用・外国人採用」「人的ネットワークの活用」「石炭火力発電」「市場の創出」などなどテイの言葉は新聞に溢れている。それぞれのITを活用して何やらそれぞれの企業は世界をリードしたいらしい。しかし、何故、世界に対してリードするという視点がそれほど重要なのか?ふとその疑問を感じることが多い。何をどうすれば世界をリードするという発想になるのか?そして、それは何のためなのか?そんな壮大なことは個人的にどうすることもできないが、それが可能な企業があったとして目標地点やゴールの設定を何も「世界をリードする。」に設定する必要があるのだろうか。もっと、別のゴール設定が考えられないのだろうか。

 聞こえは確かにいいし、コピーライト的にもしっくりきてるし完結しているように一瞬は思うが、よくよく、この言葉を分解していくと中身があまりなさそうな気がします。世界の何をどうリードして結果どうしたいがあまり見えない現実が実はあるのではないか?だから、できるだけ大きな旗を掲げてそれが風にはためくを見て、ただただ、安心しておきたい。そうすれば、大きな看板が成立するぐらいの設定値のように感じてしまいました。活字信仰はまだまだ重要なファクターです。電子ブックに落としこまれてもそれはメディア操作として多くの人の人生を左右するわけですから、企業の考え方を文面に消化する時にライターの人もちょっとそこに疑問を持って欲しい気がします。

 で、過去にリードしたことを何かと仮定してのこの落とし込みに整合性が発生する。そこで、例えば、リードしてきたと思っていたが今はこうなってしまっているわけ。一進一退を繰り返す分野だからという言い訳はさて置き、現在その分野で「世界をリードしていない。」ということだけは確実に伝わりますね。