ズバリ、SNSとは?

 ある書籍からの抜粋です。「SNSは人間関係を表現するソフトウエアだと言われている。具体的に「日記」「あしあと」「コミュニティー」は非常に面白い機能ではあるが、SNSの本質を考えたときに、究極的にはこれらの機能が含まれなくてもいい。このように書くと「面白い機能が何もないじゃん」と誤解を受けるかもしれませんが、多くの機能を中途半端に追加するよりも「人間関係の表現」に特化する必要があるということを伝えたい。その「人間関係の表現」ができてこそ「日記」「あしあと」「コミュニティー」などの各機能がより良く機能すると考えています。だからこそ、常にSNSは何のためのソフトウエアなのかということを意識しながら開発していきたいと考えています。~中略~例えば、MediaWikiは「知識の集積」、WordPressは「日記」、Flickerは「写真」、YouTubeは「動画」をそれぞれ照らしているように、このSNSソフトウエアは「人間関係」を照らしているのです。」と。

 そして、面白いフレーズがあります。よく企業や地域でSNSを導入して会社の人間関係や地域のネットワークを活性化しようと取り組まれている。しかし、それは全く本末転倒ですと。まったく真逆なんですとある。企業も地域も活性化されている状態があるからこそSNSの導入の意義・価値があると。SNSを導入したから活性化されるなんて都合のいい仕組みはどこにもないのである。e-ラーニングのプログラムに依存している昨今の大学の教育現場の本末転倒さ加減がなんとも悲しくなる。もともと活性化され教育の仕組みや大学のポテンシャルがあるケースでこれらの仕組みが導入されてこそ・・・の部分なのである。だから、SNSは錬金術ではない。

 で、これ関連でこんな言葉が添えてありました。「完成(デザイン上の)」とは、付け加えるモノがなくなた時ではなく、むしろ何も取り去るモノがなくなった時である。」と。う~ん、重いフレーズである。これらはこの論文のワンフレーズらしいですね。詳しくはこちらをご覧ください。論文「伽藍とバザール」

 そろそろ、ITについての万象が確実に次の変態のタイミングをむかえている。