無料コンテンツ。

 「無料ゲームの仕組み」「無料ソフトのダウンロードサービス」「無料公開のWEB文芸誌」と「無料」が時代のキーワード。何かを得るために代価を払わず無料で入手させて限定解除するために課金を始まる仕組み。一回体感した便利の入口を無料で広く提供し、その中から有料ユーザーを発掘する仕組み。つまり、最初は¥0の価値のモノがユーザーの意識次第で有価化する。この化学反応をおこさせるのがコンテンツに内蔵させる「仕掛け」。しかし、何ごとも基本は物々交換時代からの等価交換がディールの基本だから、最初に無料で何かを得た時にその価値を誤解させてから、半歩だけ踏み出させて、それを1歩に変える方が0から1よりも簡単だということだろう。

 お店で¥1,000の商品がWEBサイトで¥900になり、他のWEBでは¥880になり、しばらくすると、その価格は一定の法則で下降する。そして、同じ商品が突然「無料」になり、無料の機能だけだと物足りなくなり¥100からだんだん¥1,000に上がっていく。この間、この商品の価値はいったい本当は幾ら?という疑問を抱きながら、情報化社会では、物理定数に価値が置き換わる。同じ商品であるならば、¥0より安い価格はないからである。これも販売促進計画の企画書の中のお話。しかし、かなりリアリティーはある。

 しかし、いい商品を開発してそれを購入された方に喜んでもらおうとする開発者・販売者の心意気としては、¥1,200の商品を¥1,000で売っているという自負があるはず。これも物理定数だと言ってしまえばそれまでですが、ここは、心意気という軸でモノサシで推量した部分。が、世の中の動きは前者に軍配がある。本来等価交換であるはずのディールがマスコントールやメディアマジックに捻じ曲げれらた結果の澱である。ここにはたして「真価」は存在するのか?真価を見極める人がいったい市場に何%いるのだろうか?ということに次のステップがあるように思います。あくまでも概論レベルですが。