本気の度合。

 こんな時代ですから、ぼわぁ~と意識の中に「少なくとも現状維持」という意識があると何かの新聞か雑誌かWEBサイトの記事に書かれてた。うん?もしかしたらどこかからのメルマガかも・・・。と、つまり、ぼわぁ~という意識でなんとか現状維持をしようとする努力を多かれ少なかれ相対的に皆さんがやっているだろうという価値感を彼らは仮定しているわけです。そこから、目標設定はこうあるべき、節約術はこうあるべき、新しい目標設定はこうあるべきと論証して、最後に、売りたい商品をボン!という戦法。

 しかし、いわずもがなこれらはなんの根拠もない。新聞に書いてあったから、テレビで誰かが言っていたから、有名なWEBサイトで芸能人がブログっていたから、この程度の文脈ではとても今の時代、確証は得られないと考えるべき。だから、テレビで二枚目俳優がこの家に住んで良かったぁ~だとか、宝くじをお早めにと煽ったとこで、それに反応するターゲットは逆に減少していく。つまり、マスメディアからの情報のディテールに真価というか信頼度が低下し始めているということ。

 では、市場は何から情報を得ているのか、自分の足で耳で目で得た情報がまず一番の信頼度が高い。しかし、マスメディアやツールを見て聞いて味わってではなく、直接、情報源を自分の五感で感じることで判断しているという仕組みがファーストアプローチである。そして、次は信頼できるネットワークからの情報。家族であったり、友人・知人であったり、個人的なネットワークからの情報がそれに値するのだろう。で、そのネットワークの階層の最後あたりに、マスメディアがおぼろげなキャンドルの光のように揺らいでいる。

 では、こんな今日この頃、何か目標を設定して、それに精進するというプロセスにおいて、自分自身に問いただした時、その目標設定は「いつまでに?」だとか「どこまで?」だとか、さらに、「それは本気か?」と自問自答する場合があると思う。その際の自分自身の「本気モードレベル」はいったい何で計測すればいいのだろう?連呼する、大きな声で叫ぶ、色紙に書き出す、ブログに書き込む、家族に宣言する。いろいろあるが、どれも、ゆるい。本当の決意は絶対に自分の心の中から漏れないモノを指す。たぶん、ブログで「ガチに今年こそ結婚するぞ!」とかテレビで、「私は国民の幸福を心から願って~」とか、「お世話になった皆様のために、応援してくれる皆様のために、この勝負に全力で・・・」とか言っているが、どうも、本気モードで言うとレベルが低い。

 で、これが言わば何かを伝えるというお仕事の場合のひとつの指針やディテールになるので、デザインや WEBの仕事をしている以上、この部分をスルーして教科書通りにソフトウエアで創ったものがデザインですに絶対にならぬよう自分の答をクリエイターとして用意しておく必要があると思っています。それが、この仕事をするために(他の仕事でも勿論同じです)必要な「本気モード」なのではないだろうかと思っているので、まずは、自分に向けて、ブログに吐き出してみました。つまり、上記の論法で言うならば、語らない部分でさらに巨大な本気が自分自身の心の中にあることを願って・・・。