奇しくも1984年3月12日初版。

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 著者アルベルト・マングェル&ジアンニ・グアダルーピの「世界文学にみる架空地名大辞典」の冒頭にはこうある。監訳者前口上としての高橋康也さんの言葉である。「もうひとつの、旅への誘い。十七世紀イギリスのすぐれた詩人アンドルー・マーヴェルに、静かな庭の中で瞑想する喜びを歌った次のような詩句がある。・・・より劣った快楽をあとにして、精神はやがてみずからの至福に閉じこもる。精神こそは大海であり、その底には地上の一切がおのれの類似物を見い出す。~中略~ のみならず精神は、それを超えて別種の海を、はるかに異なる世界を、創り出す。」と書かれている。

 1984か・・・。

 仕掛け的にはどうやら整理できている上での挑戦のようにも感じるし、実験的なアプローチ感も否めない。成功している失敗しているはそれを手にして3冊読めばいいいのですが、まだ、気持ちがどうしても温まらない。何故だろう?何回も書店に行き、その3冊を手にするのだが・・・。

 NOとTOPOSでユートピア。存在しない場所という意味が造語だというTIPSはさて置き、仮想空間を駆使する現代のビジネスシーンにどこか系統的なパターンが見えたり見えなかったり・・・。